Linux* 用インテル® FPGA ダウンロード・ケーブル (旧 USB-Blaster) ドライバー
RedHat Linux* 用インテル® FPGAダウンロード・ケーブル・ドライバーのインストール手順。
概要
インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェアおよびインテル® Quartus® ソフトウェアの古いバージョンは、Linux 上のビルトイン usb_device ドライバーを使用してインテル® FPGA ダウンロード・ケーブル II にアクセスします。デフォルトでは、ルートはデバイスを使用できる唯一ユーザーです。インテル® FPGA ダウンロード・ケーブルまたはインテル® FPGA ダウンロード・ケーブル II を使用して、インテル® Quartus 開発ソフトウェアでデバイスをプログラムするには、ポートに対する許可を変更する必要があります。
インテル®FPGA ダウンロード・ケーブル・ドライバーを設定するには、システム管理 (ルート) 権限が必要です。
ポート許可の変更の支持に適切な RedHat Linux* エンタープライズ・バージョンを選択します。
RedHat Linux Enterprise 5 以降のドライバー設定
- 以下の行を /etc/udev/rules.d/51-usbblaster.rules ファイルに追加します。
# インテル®FPGA ダウンロード・ケーブル
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="09fb", ATTR{idProduct}=="6001", MODE="0666"
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="09fb", ATTR{idProduct}=="6002", MODE="0666"
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="09fb", ATTR{idProduct}=="6003", MODE="0666"
# インテル® FPGA ダウンロード・ケーブル II
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="09fb", ATTR{idProduct}=="6010", MODE="0666"
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="09fb", ATTR{idProduct}=="6810", MODE="0666"
- ソフトウェアにプログラミング・ハードウェアを設定してインストールを完了します。
- レガシー・インテル Quartus開発ソフトウェアでのプログラミング・ハードウェアの設定
- インテル Quartus Prime ソフトウェアでのプログラミング・ハードウェアの設定
RedHat Linux Enterprise 4 以前でのドライバー設定
- 以下の行を/etc/hotplug/usb.usermapファイルに追加します。
# インテル®FPGA ダウンロード・ケーブル
#
usbblaster 0x03 0x09fb 0x6001 0x0 0x0 0x0 0x0 0x0 0x0 0x0 0x0 0x0
usbblaster 0x03 0x09fb 0x6002 0x0 0x0 0x0 0x0 0x0 0x0 0x0 0x0 0x0
usbblaster 0x03 0x09fb 0x6003 0x0 0x0 0x0 0x0 0x0 0x0 0x0 0x0 0x0
usbblaster 0x03 0x09fb 0x6010 0x0 0x0 0x0 0x0 0x0 0x0 0x0 0x0 0x0
usbblaster 0x03 0x09fb 0x6810 0x0 0x0 0x0 0x0 0x0 0x0 0x0 0x0 0x0
- /etc/hotplug/usb/usbblaster というファイルを作成し、以下の行を追加します。
#!/bin/sh
# インテル®FPGA ダウンロード・ケーブル・ホットプラグ・スクリプト
# ユーザーによるケーブルへのアクセスを許可します
chmod 666 $DEVICE
- ファイルを実行可能にします。
- ソフトウェアにプログラミング・ハードウェアを設定してインストールを完了します。
詳細については、次のユーザーガイドを参照してください。