ギガビット・マスター・スレーブ・モード | アダプターとリンクパートナーのいずれをマスターに指定するかを決定します。もう一方のデバイスはスレーブとして指定されます。 この設定を変更すると、一部のリンクパートナーとのリンクが向上する場合があります。 |
ジャンボフレームについて (ジャンボパケット) | ジャンボフレーム機能を有効または無効にします。大型のパケットが大部分のトラフィックを構成し、追加のレイテンシーが許容可能な場合、ジャンボフレームは CPU 使用率を削減し、伝送効率を向上させることができます。 ジャンボフレームは、標準のイーサネット・フレーム (1.5K) よりもサイズの大きなフレームです。 使用方法に関する考慮事項 - ジャンボフレームは、使用するネットワーク・デバイスのすべてがジャンボフレームに対応している場合にのみ使用できます。また、設定するフレームサイズは、各ネットワーク・デバイスで合わせる必要があります。他のネットワーク機器でジャンボフレームを設定する場合、機器によってフレームサイズの表し方が異なる場合がありますので、ご注意ください。イーサネットのヘッダー情報部分を含めたバイト数で入力するデバイスと、そうでないデバイスがあります。インテル®のアダプターはフレームサイズにヘッダー情報を含みません。
- ジャンボフレームがサポートするのは TCP/IP のみです。
- 10 Mbps または 100 Mbps でジャンボフレームを使用すると、パフォーマンスが低下したり、リンクが失われる場合があります。
- スイッチ上でジャンボフレームを設定する場合、CRC にはスイッチのフレームサイズを 4 バイト多く設定し、VLAN または QoS パケットタグを使用するときは更に 4 バイト追加してください。
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大容量送信オフロード | アダプターが TCP メッセージのセグメント化のタスクを有効なイーサネット・フレームにオフロードできるようにします。 アダプターのハードウェアはオペレーティング・システム・ソフトウェアよりも高速にデータのセグメンテーションを完了できるため、この機能は送信パフォーマンスを向上させることができます。また、アダプターの CPU リソース使用量も少なくなります。 IPv4 と IPv6 で個別に大容量送信オフロードを構成できます。 |
ローカル管理アドレス | この仮想アドレスはアダプターの物理アドレスは変更しません。 新しいネットワーク アドレスを入力するには、[ 値 ] ボックスに 12 桁の 16 進数を入力します。 使用方法に関する考慮事項 - マルチキャスト・アドレス (1バイト目の最下位メガバイト=1) は使用しないでください。たとえば、アドレス 0Y123456789A では Y を奇数にすることはできません。Y は 0、2、4、6、8、A、C、E にする必要があります。
- すべて 0、またはすべて F を指定しないでください。
- 既定の MAC アドレスを復元するには、[ 値 ] フィールドのアドレスを削除するか、[ 既定値を使用] をクリックして [OK] をクリックします。
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リンク ・ステート・イベント のログ | 次のリンク状態の変更時のログをシステム・イベント・ログに記録することができます。 LINK_UP_CHANGE このメッセージが表示されたら、リンクは接続されています。 LINK_DOWN_CHANGE このメッセージが表示されたら、リンクがダウンしています。問題を調べるには、 リンク速度 タブをクリックして診断を実行します。 LINK_DUPLEX_MISMATCH このメッセージは、アダプターとリンクパートナー間のデュプレックスの不一致を示します。この問題を調べるには、 リンク速度 タブをクリックし、速度とデュプレックスの設定を適切に変更します。 |
パフォーマンスのオプション - アダプティブ・インターフレーム・スぺーシング | 過剰なイーサネット・パケットのコリジョンを連続タイミングにより補償します。 この機能を有効にすると、ネットワーク・アダプターがネットワーク・トラフィックの状態に動的に対応します。デフォルト設定は、ほとんどのコンピューターとネットワークで問題なく機能します。まれに、この設定を変更することでパフォーマンスが向上します。 |
パフォーマンスのオプション - フロー制御 | ネットワーク トラフィックの管理に役立つ、アダプターのフロー制御フレーム作成/応答機能を設定します。 |
パフォーマンスのオプション - 割り込み加減率 | 割り込みスロットルレート (ITR) を設定します。これは、コントローラーが割り込みを緩和するレートです。 デフォルトの設定は、一般的な構成に対して最適化されています。この設定を変更すると、特定のネットワークおよびシステム構成でネットワークのパフォーマンスを向上させることができます。 イベントが発生すると、アダプターは割り込みを生成してドライバーがパケットを処理できるようになります。リンク速度が速いと、より多くの割り込みが生成され、CPUレートも増加します。これは、システムのパフォーマンスを劣化させます。ITR の値を高く設定した場合は、割り込みは減り、システムのパフォーマンスが向上します。 |
パフォーマンスのオプション - 受信記述子 又は 受信バッファー | プロトコルメモリーにデータをコピーするときにドライバーが使用するバッファーを設定します。この値を増やすと、受信パフォーマンスが向上しますが、システム メモリも消費されます。 受信記述子は、アダプターが受信パケットをメモリーに割り当てられるようにするデータセグメントです。各着信パケットには 1 受信記述子が必要で、各記述子は 2KB のメモリーを使います。 |
パフォーマンスのオプション - 送信記述子 又は 送信バッファー | 送信記述子の数を設定します。受信記述子は、アダプターがシステムメモリー内の送信パケットを追跡できるようにするデータセグメントです。パケットのサイズによって、いくつの送信ディスクリプタを使うかが変わります。 送信能力に問題がある場合は、送信記述子の数を増加してみます。送信記述子の数を増加すると、送信パフォーマンスを向上できます。ただし、送信記述子はシステムメモリーを消費します。送信能力が問題でない場合は、デフォルト設定を使用します。 |
QoS パケットタグ 又は Priority & VLAN | IEEE 802.3ac タグ付きフレームの送受信を有効にします。これには次のものが含まれます。 優先タグパケットの 802.1p QoS (Quality of Service) タグ VLAN の 802.1Q タグ インテル® PROSet では、VLAN のセットアップ時に 802.1p タグが自動的に有効になります。VLAN ではタグが必須であるため、VLAN で QoS パケットタグは無効にできません。 この機能が有効の場合、タグ付きパケットではオペレーティング・システムの [優先レベルの定義] で定義されたキュー設定が使用されます。 この設定が無効になっている場合、アダプターは 802.1p/802.1Q タグで送信パケットをタグ付けできません。 |
受信側スケーリング | 受信側スケーリング (RSS) を有効にします。RSS は、複数の CPU または CPU コア全体で受信トラフィックのバランスをとります。システムの処理装置が 1 つのみの場合、この設定には影響がありません。 チーム化に関する注記: - 受信側スケーリングがチーム内のすべてのアダプターに対してオンになっていない場合は、チームの受信側スケーリングはオフになります。
- RSS をサポートしないアダプターがチームに追加された場合、そのチームでは RSS が無効になります。
- チームにサードパーティー製アダプターが追加された場合、そのアダプターの RSS 設定がチーム内のインテル®製アダプターと一致する必要があります。
- アダプターによっては、すべての RSS キューの設定をサポートしていません。
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受信側スケーリング・キュー | 次のように RSS キューの数を設定します。 - 低い CPU の使用率が求められる場合は、[1 個のキュー] を使用します。
- 2 つのキューは、良好なスループットと低い CPU 使用率が必要な場合に使用されます。
- Web サーバーベースのアプリケーションのように高いトランザクション速度が求められる場合は、4 個以上のキューをアプリケーションに使用します。この設定では、CPU 使用率が高くなる可能性があります。
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TCP/IP オフロードのオプション - IPV4 チェックサムのオフロード | アダプターが着信したパケットの IP チェックサムを検証し、送信パケットのチェックサムを計算できるようにします。この機能を有効にすると、IP パフォーマンスを向上させ、CPU の使用率を下げることが可能になります。 |
TCP/IP オフロードのオプション - TCPチェックサムのオフロード | アダプターが着信したパケットの TCP チェックサムを検証し、送信パケットのチェックサムを計算できるようにします。この機能を有効にすると、TCP パフォーマンスを向上させ、CPU の使用率を下げることが可能になります。 IPv4 および IPv6 用に個別に設定することができます。 |
TCP/IP オフロード のオプション - 送信 IP チェックサムのオフロード | アダプターが送信パケットの IP チェックサムを計算できるようにします。この機能は、IP 送信パフォーマンスを向上させ、CPU の使用率を下げることが可能になります。オフロード disabled のとき - OS が IP チェックサムを生成します。 |
TCP/IP オフロードのオプション - UDP チェックサムのオフロード | アダプターが着信したパケットの UDP チェックサムを検証し、送信パケットのチェックサムを計算できるようにします。この機能を有効にすると、UDP パフォーマンスを向上させ、CPU の使用率を下げることが可能になります。 IPv4 および IPv6 用に個別に設定することができます。 |
リンクを待機 | ドライバーがリンクの状態を通知する前にオート ネゴシエーションの完了を待機するかどうかを決定します。 |