インテル® イーサネット 800 シリーズ (800 シリーズ) は、次世代の インテル® イーサネット コントローラーおよびネットワーク アダプターです。800 シリーズは、強化されたプログラマブル・パイプラインで設計されており、より深く、より多様なプロトコル・ヘッダー処理を可能にします。このオンチップ機能は、ダイナミック・デバイス・パーソナライゼーション (DDP) と呼ばれます。800 シリーズでは、DDP プロファイルはデバイスごとのドライバのロード時に動的にロードされます。
汎用 DDP パッケージは、データプレーン開発キット (DPDK) が提供するものも含め、Windows*、ESX*、FreeBSD*、Linux* オペレーティング・システムでサポートされているすべての 800 シリーズ・ドライバーとともに自動的にインストールされます。この汎用 DDP パッケージは、OS デフォルトパッケージと呼ばれます。
このドキュメントでは、通信 (通信) の顧客のニーズを対象としたオプションの DDP パッケージについて説明します。OS のデフォルト パッケージのプロトコルに加えて、通信 DDP パッケージ (v1.3.24.0) は、GTP、PPPoE、IPSEC、L2TPv3、PFCP、および MPLS プロトコルのサポートを提供します。通信 DDP パッケージは、Linux* オペレーティング・システムの DPDK 20.11 ドライバーおよび 800 シリーズ ice ドライバーでサポートされています。通信DDPパッケージは、すべての800シリーズデバイスにロードすることも、デバイスごとにシリアル番号を使用して異なるパッケージを選択することもできます。
インテル® イーサネット・コントローラー 通信テクノロジー向け E810 ダイナミック・デバイス・パーソナライゼーション・パッケージ (DDP) ガイド