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6.2.3. クレジットの返送
Avalon® Streaming クレジットプロトコルは、return_credit 信号をサポートします。この信号は、ソースでクレジットをシンクに戻すために使用されます。この信号がアサートされているサイクルはそれぞれ、ソースが 1 つのクレジットを返していることを示します。ソースが複数のクレジットを返す場合は、この信号を複数サイクルアサートする必要があります。例えば、ソースから 10 個の未処理のクレジットを返す場合、ソースは return_credit 信号を 10 サイクルアサートします。シンクでは、内部のクレジット管理カウンターで返されたクレジットを記録する必要があります。クレジットは、ソースのクレジットが 0 よりも大きい場合はいつでも返すことができます。
次の図は、ソースがクレジットを返している例を示しています。図で示すとおり、outstanding_credit はソースの内部カウンターです。ソースがクレジットを返すと、このカウンターはデクリメントされます。
図 35. ソースにおけるクレジットの返送

注: 上の図は、valid がデアサートされている際のクレジットの返送を示していますが、return_credit は、valid がアサートされている際にアサートすることもできます。この場合、ソースは実質的に 2 つのクレジット (1 つは valid、もう 1 つは return_credit に対して) を使用します。