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8.1. Avalon® トライステート・コンジット信号の役割
次の表に、 Avalon® トライステート・コンジット・インターフェイスに定義されている信号を記載します。 Avalon® -TC 信号はすべて、ホストとエージェントの両方に適用され、両方で同じ意味をもちます。
信号の役割 | 幅 | 方向 | 必須 | 詳細 |
---|---|---|---|---|
request | 1 | ホスト → エージェント | はい | request の意味は、grant 信号の状態によって異なります。以下に、その規則を示します。 request がアサートされ、grant がデアサートされている場合、request は現在のサイクルのアクセスを要求しています。 request がアサートされ、grant もアサートされている場合、request は次のサイクルのアクセスを要求しています。そのため、request はアクセスの最終サイクルでデアサートされる必要があります。 request 信号は、バスアクセスの最後のサイクルでデアサートされます。request 信号は、転送の最終サイクルの直後に再度アサートすることができます。このプロトコルにより、他のホストがアクセスを要求していない場合に、再調停と連続バスアクセスがどちらも可能になります。 request のアサート後は、それが許可されるまでアサートを維持する必要があります。そのため、最短のバスアクセスは 2 サイクルです。トライステート・コンジットにおける調停のタイミングで、調停のタイミング例を確認してください。 |
grant | 1 | エージェント → ホスト | はい | アサートされている場合、トライステート・コンジット・ホストがトランザクションを実行するためのアクセスを保持していることを示します。grant 信号は、request 信号に応答してアサートされます。grant 信号は、request のデアサート後 1 サイクルが経過するまでアサートされた状態で維持されます。 |
<name>_in | 1 から 1024 | エージェント → ホスト | いいえ | 論理トライステート信号の入力信号です。 |
<name>_out | 1 から 1024 | ホスト → エージェント | いいえ | 論理トライステート信号の出力信号です。 |
<name>_outen | 1 | ホスト → エージェント | いいえ | 論理トライステート信号の出力イネーブルです。 |