インテル® Agilex™ ハード・プロセッサー・システム (HPS) のリモート・システム・アップデート・ユーザーガイド

ID 683184
日付 11/10/2021
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ドキュメント目次

5.4.1. インテル® Service Driver

SMCハンドラーはATFによって常駐となり、最高実行レベルであるEL3で実行されています。そのため、SDMコマンドにアクセスできます。 インテル® Service Driverを使用すると、カーネルはSMCを実行できます。これは、SMCハンドラーによって提供されるサービスにアクセスするためです。

デフォルトのカーネル・コンフィグレーションでは、CONFIG_INTEL_STRATIX10_SERVICE=y が定義されています。これは、このドライバーがカーネルの一部であることを意味します。RSUに加えて、 インテル® Service Driverでは、ATF SMCハンドラーによって提供されるFPGAコンフィグレーション・サービスも提供しています。

ドライバーを直接使用する必要がないため、そのインターフェイスについてはここでは説明しません。詳細については、drivers/firmware/stratix10-svc.c のソースコードを参照してください。
注: Linux*は急速に変化するコミュニティー・プロジェクトです。この項の情報は、Linuxカーネルバージョン5.4.114-ltsに対して有効であり、将来再び変更される可能性があります。