インテルのみ表示可能 — GUID: mrf1474504098975
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1.2.3. Linuxドライバーのインストール
リファレンス・デザインには、リファレンス・デザインに向けて開発・検証されたオープンソースのLinuxドライバー用の完全なソースコードが含まれています。
このデザインに向けたLinuxドライバーは、debugfsを必要とします。次のコマンドを実行して、debugfsが使用可能であることを確認します。
debugfsファイルシステムについての詳細は、CentOSの資料を参照してください。
mount | grep ^debugfs
重要: このドライバーは、CentOS 7のみサポートします。
このドライバーをインストールする前に、必要なパッケージをすべてインストールしなければいけません。必要なパッケージをインストールするには、次のコマンドを実行します。
yum groupinstall “Development Tools”
yum install ncurses-devel
yum install qt-devel
yum install hmaccalc zlib-devel binutils-devel elfutils-libelf-devel
ドライバーをインストールするには、次の手順に従ってください。
- ドライバーのソースコードがマシーンで利用可能であることを確認します。このソースコードは、次の箇所にあります。
https://github.com/intel/fpga-partial-reconfig/tree/master/software/drivers
- 必要なドライバーモジュールをすべてコンパイルするには、次のコマンドを実行します。
make DEVICE="a10」
注: Verbose messagingをイネーブルするには、makeコマンドでオプションのVERBOSE=trueを使用します。このコマンド実行後、次の3つのカーネル・オブジェクト・ファイルがドライバーのソース・ディレクトリーに存在することを確認してください。- fpga-mgr-mod.ko
- fpga-pcie-mod.ko
- 適切な箇所にモジュールをコピーし、モジュール依存データベースを更新するには、次のコマンドを実行します。
sudo make install
- ドライバーのインスタンスを各インテル FPGAデバイスに分配するには、次のコマンドを実行します。
sudo modprobe fpga-pcie-mod
- ドライバーのインストールが成功したかどうかを確認するには、次のコマンドを実行します。問題なくインストールが完了すると、最後に次の内容が表示されます。
lspci –vvvd1172:
Kernel driver in use: fpga-pcie Kernel modules: fpga_pcie_mod
注: 上記のコマンドは、デザインがボードにロードされ、かつコンピューター再起動されている場合にのみ実行されます。
Linuxドライバーのアンインストール
Linuxドライバーをアンインストールする場合は、次の手順に従ってください。
- 次のコマンドを実行します。このコマンドは、ドライバーの実行を停止し、非アクティブ化します。ただし、この時点ではマシーンをリブートするとドライバーが継続してリロードされます。
sudo modprobe -r fpga-pcie-mod
- このドライバーを永久に消去するには、次のコマンドを実行してください。
cd /lib/modules/$(uname -r)/extra rm -rf fpga-pcie-mod.ko