インテル® Memory and Storage Tool (インテル® MAS) 使用例

この記事は、インテル® ドライブのお客様が SMART ログ、ツールログ、障害ログを迅速に提供し、ドライブのファームウェアをアップデートすることを目的としています。このためのツールは インテル® Memory and Storage Tool (インテル® MAS)です。このインテル® MASは、インテル® SSD Toolbox、インテル® データセンター・ツール、インテル® SSD Pro管理ツールなど、他のツールの機能とサポートを組み合わせたものです。

以下の具体的なコマンドライン例を参照してください。

ウィンドウズ*

1. コマンド プロンプト ウィンドウを開きます。

   Windows スタート を右クリックし、[コマンドプロンプト (管理者)] をクリックします。

   又は

   Windows スタート をクリックし、「cmd」 と入力して [コマンド プロンプト] タイルを右クリックし、[管理者として実行] をクリックします。

2. インテル® SSD は以下のように識別します。

   以下のようにC:\からdiskpartユーティリティを実行します。

   diskpart [Enter] を選択します。これにより、以下のようにDISKPARTユーティリティが開きます。

   ディスクパート> list disk

   ディスク 0 オンライン 298 GB

   ディスク 1、ディスク 2 など。

   上記のリストからインテル® SSD を選択します。上記の例では、 ディスク 0 。したがって、インデックス0は次のコマンドすべてで使用されます。

   Exit と入力し て DISKPART ユーティリティーを終了してください。

3. インテル® MAS を使用して SSD 情報を表示します。

   C:\intelmas>intelmas.exe show -intelssd 0

   結果の例:

   製品ファミリーとシリアル番号インテル SSD の番号

   デバイスパス:

   デバイスステータス:正常

   ファームウェア：

   ファームウェアアップデート利用可能:

   インデックス：

   型番:

   製品ファミリー

   シリアル番号:

4. SMART 属性の表示。

   SATA ドライブの場合:
   > intelmas.exe show -smart -intelssd 0

   NVMe/PCIe* ドライブの場合:
   > intelmas.exe show –nvmelog SmartHealthInfo -intelssd 0

   画面のスクロールをコピーしてテキストファイルに貼り付け、これをサポートエージェントに提供します。

5. SSDやツールが期待どおりに機能しないなど、より深刻な問題については、SSDログファイルやツール&システムログをダンプして、サポートエージェントに提供する必要があります。

   > intelmas.exe dump -nlog -intelssd 0 nlog の場合は、nlog バイナリ ファイルを見つけてサポートにお問い合わせください。

6. ツールログの場合は、次の操作を行います。 失敗する可能性のあるツールコマンド>intelmas.exe set -system EnableLog=true; perform、完了したら、ツールフォルダでTDKI.logを見つけます。次に、サポートに連絡して、エージェントに提供します。

7. ファームウェアを最新バージョンにアップデートするには: 複数のドライブを一度にアップデートするには、以下のコマンドをループで使用してスクリプトを記述します (以下の場合は index=0 の代わりに)。

   > intelmas.exe load -intelssd 0

8. 最新のファームウェアの詳細については、こちらをご覧ください。

   手記

   RAID の SSDファームウェアは、RST、RSTe、および VROC を搭載したシステムでそのまま更新できます。 以下の対応ハードウェア RAID カードでファームウェアをアップデートするには、まず次のコマンドを使用してください。 intelmas.exe set -system EnableLSIAdapter=’true’ サポートされている RAID カードは次のとおりです。 MR SAS 9260-16i (RAID カード・チップセット LSI-2108) MR SAS 9270-8i (RAID カードチップセット LSI-2208) MR SAS 9341-4i (RAID カードチップセット LSI-3008) MR SAS 9341-8i (RAID カードチップセット LSI-3008) MR SAS 9361-4i (RAID カード・チップセット LSI-3108) サポートされていない構成については、MegaCli/StorCli などを使用できます。

Linux*

1. root権限でターミナルを開きます。

   > sudo su

   コマンドラインインターフェイスが$ではなく#で始まることを確認します。これが示すように、使用にはroot権限があります。

2. SMART 属性の表示。

   SATA ドライブの場合:
   > intelmas show -smart -intelssd 0

   画面をコピーして貼り付け、テキストファイルにスクロールしてサポートエージェントに提供するか、以下のようにファイルにリダイレクトします。

   > intelmas show -smart -intelssd 0 > intelssdsmart.txt

   PCIe* ドライブの場合:
   > intelmas show –nvmelog SmartHealthInfo -intelssd 0 > intelssdsmart.txt

3. SSD やツールが期待どおりに動作しない、または無効な論理状態 (ASSERT/BAD_CONTEXT) など、より深刻な問題については、SSD nlog ファイルとツール/システムログをダンプして、サポートエージェントに提供する必要があります。

   nlog を> intelmas dump -nlog -intelssd 0し、nlog を見つけて、サポートに連絡してください。

4. ツール固有の(インテル® MAS)問題の場合: 失敗する可能性のあるツールコマンドintelmas set -system EnableLog=true; intelmas set -system LogFile=<path_to_logfile>; perform、ログを見つけてからサポートに連絡して、<path_to_logfile>でnlogバイナリファイルとログファイルを提供します

5. ファームウェアを最新バージョンにアップデートします。 複数のドライブを一度にアップデートする場合は、以下のコマンドをループでスクリプトを記述します (以下の場合は index=0 の代わりに)。

   > intelmas load -intelssd 0

   手記

   RAID の SSDファームウェアは、RST、RSTe、および VROC を搭載したシステムでそのまま更新できます。 以下の対応ハードウェア RAID カードでファームウェアをアップデートするには、まず次のコマンドを使用してください。 set -system EnableLSIAdapter=’true’intelmas サポートされている RAID カードは次のとおりです。 MR SAS 9260-16i (RAID カード・チップセット LSI-2108) MR SAS 9270-8i (RAID カードチップセット LSI-2208) MR SAS 9341-4i (RAID カードチップセット LSI-3008) MR SAS 9341-8i (RAID カードチップセット LSI-3008) MR SAS 9361-4i (RAID カード・チップセット LSI-3108) サポートされていない構成については、MegaCli/StorCli などを使用できます。
6. 追加情報: インテル® MAS に関する簡単なヒント 、およびリンク先のビデオをご覧ください。