Python* API ラッパーでソースから Linux* 向けオープンソース・OpenVINO™・ツールキットを構築する方法
コンテンツタイプ: インストール & セットアップ | 記事 ID: 000057448 | 最終改訂日: 2022/12/20
Linux* 用オープンソース ・OpenVINO™・ツールキット で Python* を使用するには、Python* 3.5 以降をインストールしてから、CMake コマンドラインで正しい Python バージョンを指定してツールキットをビルドする必要があります。
Python のバージョンを明示的に指定しない場合、CMake はシステムレベルの Python バージョン (2.7) を取り上げ、Python スクリプトは動作しません。
メモ | 以下の手順は、既に Python* をインストールしていることを前提としています。 |
詳細な手順については 、 Linux* のビルド手順 を参照してください。
$ git clone https://github.com/openvinotoolkit/openvino.git
メモ | 以下の CMake コマンドラインでは、 3.8 を Python* のバージョンに置き換えます。Python の場所とバージョンは、アーキテクチャーとオペレーティング・システムに依存します。 |
$ cmake -DCMAKE_BUILD_TYPE=Release \
ビルドプロセスが完了したら、環境変数を エクスポート します。
$ export PYTHONPATH=$PYTHONPATH:/~/openvino/bin/intel64/Release/python_api/python3.8/
Core をインポートする次のスクリプトを実行することで、Python* ラッパーを正しく構築したことを確認します。
$ python3.8
Core を正常にインポートできる場合は、Python ラッパーでOpenVINO™・ツールキットを正しくビルドしました。