一部の インテル® Core™ Ultra プロセッサーで最新のビルトイン インテル® Arc™ Pro GPU を搭載したモバイル ワークステーション システムで Autodesk Maya* を使用すると、次のメッセージが表示されることがあります。
「警告: GPU メモリーの制限を超えました。」
このメッセージが表示された場合は、Autodesk Maya で使用するために、組み込み GPU 専用のシステム メモリを設定することをお勧めします。これは、Autodesk Maya の環境変数設定を使用して行うことができます。環境変数は一般的に使用され、Autodesk Maya の既定の動作(この場合は GPU メモリ制限)を修正できます。
一部の インテル® Core™ Ultra プロセッサーに内蔵された インテル® Arc™ Pro GPU は、Windows®* 10 および Windows* 11 ホストシステムで共有メモリーの最大半分を動的に割り当てます。例えば、32GB のホストシステムでは、オペレーティング・システム (OS) によって、最大 16GB (32/2=16) を内蔵 インテル Arc Pro GPU に動的に割り当てることができます。Autodesk* Maya* を使用する場合、Autodesk* Maya* が特定のソフトウェア機能を正しく実行するためには、この設定を明示的な値に強制する必要があります。
Autodesk* Maya* をディスクリート インテル® Arc™ Pro GPU またはグラフィックス・ボード上に事前定義された量の専用メモリーを搭載した インテル® Arc™アドイン GPU で使用する場合、この操作は不要です。
putenv “MAYA_OGS_GPU_MEMORY_LIMIT=<num_of_MB>
メモリ制限の推奨開始量は 4096 MB です。例えば MAYA_OGS_GPU_MEMORY_LIMIT=4096
メモリ制限量を増やすことができます。ただし、これは使用状況とワークフロー (たとえば、開いているセッションの数や、ホストシステムで使用されている他のアプリケーションなど) によって決まります。
手記 |
Autodesk Maya* の複数のセッションが開いている場合、環境変数の設定は Maya* の現在のインスタンスにのみ保存されます。 |
オートデスクの Maya* 環境変数の詳細については、オートデスクのヘルプサイト「 Maya ヘルプ |環境変数 |オートデスク。
インテルは、この解像度が、ビルトイン インテル® Arc™およびビルトイン インテル® Arc™ Pro グラフィックスのユーザーが SPECapc* for Maya* 2024 ベンチマークでクラッシュする可能性がある既知の問題に影響を与えるかどうかを調査中です。詳細については 、インテル Customer Support にお問い合わせください。