Raw バイナリーファイル (.rbf) ファイルは、パッシブ・シリアル (PS)、ファスト・パッシブ・パラレル (FPP) または Avalon ストリーミング (AvST) モードなどのパッシブ・コンフィグレーション・モードで使用されます。インテル® パラレル・フラッシュ・ローダー (PFL) IP コアが使用されていない場合、CPU などの外部ホスト、またはマイクロコントローラーがこの .rbf ファイルを使用してインテル® FPGAを設定します。
Raw Programming Data File (.rpd) ファイルは、主にFPGAデバイスのアクティブ・シリアル (AS) モードで使用されます。このファイルは、ASMI Parallel またはシリアル・フラッシュ・コントローラー IP コアなどのサードパーティー製プログラマーまたはインテル FPGA IPを使用してコンフィグレーション・デバイスに書き込むことができます。アクティブ・シリアル (AS) モード以外でも、.rpd ファイルは 10 個のデバイスでリモート・システム・アップグレードの目的でインテル MAX使用されます。このファイルは、サードパーティーのプログラマーまたはインテル MAX 10 オンチップ・フラッシュ・インテル FPGA IPを使用して、インテル MAX 10 コンフィグレーション・フラッシュメモリーおよびユーザー・フラッシュメモリー (CFM0、CFM1、UFM) に書き込むことができます。
.rpd ファイルのデフォルトのビットワイズ・エンビアンは小さなエンビアンであるため、プログラマーはバイトの最下位ビット (LSb) を最初にコンフィグレーション・デバイスに書き込むか、または 10 コンフィグレーション・フラッシュ・メモリー (CFM0 および CFM1) をMAXする必要があります。それ以外の場合は、「Options/Boot Info...」オプションのプログラミング・ファイル変換ユーティリティーで、インテル Quartus® Prime ソフトウェアの GUI オプションを使用して.rpd ファイルのビットレベルのエンビアンを変更できます。