記事 ID: 000095001 コンテンツタイプ: エラーメッセージ 最終改訂日: 2023/05/19

インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・プロ・エディション バージョン 21.4 HBM2 の書き込みスループットが、インテル® Stratix® 10 MX HBM2 IP で AXI バックプレッシャーが有効になっている場合、なぜスループットが低かったのですか?

環境

  • インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア
  • BUILT IN - ARTICLE INTRO SECOND COMPONENT
    詳細

    AXI バックプレッシャー・モードの書き込み応答パスで書き込みパフォーマンスが低い理由は、AXI バックプレッシャーが有効になっている場合、望ましい書き込みスループット・ナンバーを達成できないからです。

    このモードでは、ソフトロジック・リード・レスポンス FIFO をインスタンス化しますが、現在では書き込み応答のバーストを吸収するには浅すぎるため、インテル® Stratix® 10 MX/NX FPGA高帯域幅メモリー (HBM2) IP がバックプレッシャーされています。HBMC の内部では、このバックプレッシャーにより書き込みコマンドチャネルのバックプレッシャーが生じ、システム全体のスループットが制限されます。

    この問題を回避するには、書き込み応答 FIFO の深度を 16 から 32 に増やします。これにより、FIFO カウンター幅が 1 ビット増加します。ただし、地域への影響はありません。

    解決方法

    この問題は、インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・プロ・エディション バージョン 22.2 以降で修正されています。

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