アルテラGPIO IP コアのユーザーガイド

ID 683136
日付 5/08/2017
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アルテラGPIO のインターフェイス信号

指定したパラメーター設定に応じて、アルテラGPIO IP コアにさまざまなインターフェイス信号を使用することができます。
図 6.  アルテラGPIO IP コアのインターフェイス


図 7.  アルテラGPIO のインターフェイス信号


表 2.  パッド・インターフェイス信号パッド・インターフェイスは、アルテラGPIO IP コアからパッドまでの物理的な接続です。このインターフェイスは、IP コアのコンフィグレーションに応じて、入力、出力、または双方向インターフェイスにすることができます。以下の表では、SIZE はIP コア・パラメーター・エディターで指定されたデータ幅です。
信号名 入力/出力 説明
pad_in[SIZE-1:0] 入力

パッドからの入力信号です。

pad_in_b[SIZE-1:0] 入力

パッドからの差動入力信号の負ノードです。このポートは、Use differential buffer オプションをオンにした場合に使用できます。

pad_out[SIZE-1:0] 出力 パッドへの出力信号です。
pad_out_b[SIZE-1:0] 出力

パッドへの差動出力信号の負ノードです。このポートは、Use differential buffer オプションをオンにした場合に使用できます。

pad_io[SIZE-1:0] 双方向

パッドとの双方向信号接続です。

pad_io_b[SIZE-1:0] 双方向

パッドとの差動双方向信号接続の負ノードです。このポートは、Use differential buffer オプションをオンにした場合に使用できます。

表 3.  データ・インターフェイス信号データ・インターフェイスは、アルテラGPIO IP コアからFPGA コアまでの入力または出力インターフェイスです。以下の表では、SIZE はIP コア・パラメーター・エディターで指定されたデータ幅です。
信号名 入力/出力 説明
din[DATA_SIZE-1:0] 入力

出力または双方向モードでFPGA コアからのデータ入力です。DATA_SIZE は以下のRegister Mode によって異なります。

  • Bypass またはSimple Register: DATA_SIZE = SIZE
  • Half Rate logic なしDDIO: DATA_SIZE = 2 × SIZE
  • Half Rate logic を使用したDDIO: DATA_SIZE = 4 × SIZE
dout[DATA_SIZE-1:0] 出力

入力または双方向モードでFPGA コアに出力されるデータです。DATA_SIZE は以下のRegister Mode によって異なります。

  • Bypass またはSimple Register: DATA_SIZE = SIZE
  • Half-rate logic なしDDIO: DATA_SIZE = 2 × SIZE
  • Half Rate logic を使用したDDIO: DATA_SIZE = 4 × SIZE
oe[OE_SIZE-1:0] 入力

Enable output enable port をオンにした出力モードまたは双方向モードでFPGA コアからのOE 入力です。OE はアクティブHigh です。データを送信するときは、この信号を1 に設定します。データを受信するときは、この信号を0 に設定します。OE_SIZE は以下のRegister Mode によって異なります。

  • Bypass またはSimple Register: DATA_SIZE = SIZE
  • Half Rate logic なしDDIO: DATA_SIZE = SIZE
  • Half Rate logic を使用したDDIO: DATA_SIZE = 2 × SIZE
表 4.  クロック・インターフェイス信号クロック・インターフェイスは入力クロック・インターフェイスです。クロック・インターフェイスはコンフィグレーションに応じて異なる信号で構成されます。アルテラGPIO IP コアは0、1、2、または4 つのクロック入力を有することができます。クロックポートはそれぞれのコンフィグレーションで異なって表示され、クロック信号によって実行される実際の機能を反映します。
信号名 入力/出力 説明
ck 入力

入力パスと出力パスでは、Half Rate logic パラメーターをオフにすると、このクロックがパックドレジスターまたはDDIO に供給されます。

双方向モードでは、Separate input/output Clocks パラメーターをオフにすると、このクロックは入力パスと出力パスの一意のクロックです。

ck_fr 入力

入力パスと出力パスでは、Half Rate logic パラメーターをオンにすると、これらのクロックがフルレートとハーフレートのDDIO に供給されます。

双方向モードでは、Separate input/output Clocks パラメーターをオフにすると、入力パスと出力パスでこれらのクロックが使用されます。

ck_hr
ck_in 入力

双方向モードでは、以下の両方の設定を指定すると、これらのクロックは入力パスと出力パスでパックドレジスターまたはDDIO に供給されます。

  • Half Rate logic パラメーターをオフにする
  • Separate input/output Clocks パラメーターをオンにする
ck_out
ck_fr_in 入力

双方向モードでは、以下の両方の設定を指定すると、これらのクロックは入力パスと出力パスでフルレートおよびハーフレートのDDIO に供給されます。

  • Half Rate logic パラメーターをオンにする
  • Separate input/output Clocks パラメーターをオンにする

たとえば、ck_fr_out は出力パスでフルレートDDIO に供給されます。

ck_fr_out
ck_hr_in
ck_hr_out
cke 入力 クロックイネーブルです。
表 5.  終端インターフェイス信号終端インターフェイスは、アルテラGPIO IP コアをI/O バッファーに接続します。
信号名 入力/出力 説明
seriesterminationcontrol 入力 終端制御ブロック (OCT) からバッファーへの入力です。これはバッファー直列インピーダンス値を設定します。
parallelterminationcontrol 入力 終端制御ブロック (OCT) からバッファーへの入力です。これはバッファー並列インピーダンス値を設定します。
表 6.  リセット・インターフェイス信号リセット・インターフェイスは、アルテラGPIO IP コアをDDIO に接続します。
信号名 入力/出力 説明
sclr 入力 同期クリア
aclr 入力 非同期クリア
aset 入力 非同期セット
sset 入力 同期セット