AN 936: JTAGインターフェイスを介したSDMコマンドの実行

ID 683313
日付 3/29/2021
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1.2. システムコンソールでのSDMコマンドツールのインストール

SDMコマンドツールは、Download Tcl Scripts (.zip) フォルダーにある次の2つのTclスクリプトで構成されています。
  • sdm_command.tcl: サンプル関数がすべて含まれています。
  • mailbox_data.tcl: SDMコマンドツールの拡張です。このスクリプトには、エラーコードの定義とMSEL設定が含まれます。
インテル® Quartus® Primeプロ・エディション・ソフトウェアでは、システムコンソールを使用してSDMコマンドツールを実行します。
  1. 次のいずれかの方法を使用して、システムコンソールを起動します。
    • インテル® Quartus® Primeプロ・エディション・ソフトウェアで、Tools > System Debugging Tools > System Consoleをクリックする
    • Nios® IIコマンドシェルのWindows OSまたはLinux OSのターミナルで、system-consoleコマンドを実行する
    • Quartusスタンドアロン・プログラマー (Quartusソフトウェアなしでインストールされている場合) で、次のコマンドを実行してシステムコンソールを起動する
      • <programmer_path>\syscon\binフォルダーのsystem_console.exe (Windows OSを使用)
      • <programmer_path>\syscon\binフォルダーのsystem-console (Linux OSを使用)
  2. システムコンソールのウィンドウで、作業ディレクトリーを保存されているsdm_command.tclスクリプトとmailbox_data.tclスクリプトの位置に変更します。
  3. 次のコマンドを使用して、SDMコマンドツールを入手します。
    % source sdm_command.tcl