インテルのみ表示可能 — GUID: exx1603918950344
Ixiasoft
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2.4.4. データパスのクロック拍
PMA FIFOインターフェイスの読み出しおよび書き込みの周波数により、標準拍またはカスタム拍のどちらが必要かが決まります。
- 標準拍: PMA FIFOインターフェイスの読み出し周波数と書き込み周波数が同じで、0ppmの周波数デルタの場合に使用します。
- カスタム拍: PMA FIFOインターフェイスの読み出し周波数と書き込み周波数が異なる場合、または同じ周波数でも周波数デルタが0ppmを超える場合に使用します。
サポートされるデータレートに関しては、PMAのデータレートを参照してください。
データパスのクロックモード | コンフィグレーション | データパスのクロック周波数 | 拍子 |
---|---|---|---|
PMAクロックモード (最大906.25MHz) |
PMA Direct | データパスのクロック周波数 = PMAクロック周波数 PMAクロック周波数 = ラインレート ÷ PMA幅 |
TXおよびRXで標準拍を使用します (データは各クロックエッジで有効になります)。 15 |
システムPLLクロックモード (最大1GHz) |
PMA Direct | ユースケースA: Fタイルとリンク相手で同じリファレンス・クロックを共有するチップツーチップのアプリケーション データパスのクロック周波数 ≥ (システムPLL出力周波数)min。(システムPLL出力周波数)min = PMAクロック周波数。 |
システムPLL出力周波数 = PMAクロック周波数で、∆ppm = 0の場合、TXおよびRXで標準拍を使用します (データは各クロックエッジで有効になります)。それ以外の場合は、カスタム拍を使用します。 16 、 17 |
ユースケースB: Fタイルとリンク相手が同じリファレンス・クロックを共有しないアプリケーション データパスのクロック周波数 ≥ (システムPLL出力周波数)min。(システムPLL出力周波数)min = (最大 ppm 18 ÷ 1000000 + 1) × PMAクロック周波数。 |
|||
システムPLLクロックモード (最大1GHz) |
FEC、PCS、およびMACを使用するその他のコンフィグレーション | データパスのクロック周波数 ≥ (システムPLL出力周波数)min。(システムPLL出力周波数)min = PMAクロック周波数。 例えば、10GbE-1では、322.265625MHz以上を使用します。25GbE-1では805.6640625Mhz以上、50GbE-1では830.078125MHz以上を使用します。 |
システムPLL出力周波数 = PMAクロック周波数の場合、TXおよびRXで標準拍を使用します (データは、33または34クロックサイクルの32クロックサイクルごとに有効です)。それ以外の場合は、カスタム拍を使用します。 19 |
1つの25Gbps PMA Direct PHY IPポートの例 (PMAクロックモードを使用)
- PMAインターフェイスとコアFIFOインターフェイス間のすべてのブロックは、PMAクロックで動作します。
- トランスミッターでは、両側とも、PMA FIFOインターフェイスはTX PMAクロックによってクロックが提供されます。
- レシーバーでは、両側とも、PMA FIFOインターフェイスはRXリカバリークロックによってクロックが提供されます。
- 標準拍を使用します。TXおよびRXのデータは、PMAクロックの各クロックエッジで有効です。

25Gbpsイーサネットの例 (FECポートなし、オーバークロックされているシステムPLLクロックモードを使用)
- PMAインターフェイスとコアFIFOインターフェイス間のすべてのブロックは、システムPLLクロックで動作します。
- トランスミッターでは、PMA FIFOインターフェイスでシステムPLLドメインからTX PMAクロックドメインへのクロック転送を実行します。
- レシーバーでは、PMA FIFOインターフェイスでRXリカバリー・クロックドメインからシステムPLLドメインへのクロック転送を実行します。コア・インターフェイスへのクロック提供方法については、 F-Tile Ethernet Intel® FPGA Hard IP User Guide を参照してください。
- システムPLLのクロック周波数はPMAクロック周波数よりも速いため、データパスのクロックはオーバークロックされます。したがって、カスタム拍を使用する必要があります。

最大 ppm = 最大 ∆ppm ÷ 2
最大 ∆ppm = max(リンク相手のTXであるローカルRXのリカバリークロックとシステムPLLの間の ∆ppm、システムPLLとTX PMAの間の ∆ppm)