MAX® V アーキテクチャーは、フラッシュ、RAM、オシレーターなど、従来は外部機能だったコンポーネントを集積できるため、MAX® V デバイスをデザインに統合することによって、システムの総コストを低く抑えることができます。MAX® V CPLD は、面積当たりで、より多くの I/O 素子と論理素子を備えています。また、低コストのグリーンパッケージ技術を採用することで、最小 20 mm の小型パッケージを実現しています。
総消費電力を低減
MAX® V CPLD を使用することで、同等集積度の競合 CPLD に比べて半分程度の総消費電力で、堅牢かつ最新の機能を利用できます。
わずか 45µW の低いスタティック消費電力でバッテリー持続時間を延長。
単一電源 (Vcc コア電圧) で駆動できるため BOM (部品) コストの削減も可能。
信頼のある低コストのウエハー製造プロセスで製造される MAX® V CPLD は、実証済みのアーキテクチャーを採用すると同時に、次のような堅牢な機能を提供します。
MAX® V CPLD は、無償のQuartus® Prime 開発ソフトウェア・ライト・エディションでサポートされています。Quartus® Prime 開発ソフトウェアにより、生産性の向上が実現し、シミュレーション、ボード立ち上げ、タイミング収束の高速化が実現します。また、このソフトウェア・リリースには新しいシステムレベル統合ツール「プラットフォーム・デザイナー」(Beta 版)が付属しており、性能の向上を実現したほか、より高い抽象化レベルでの設計が可能になっています。