AN 737: インテル® Arria® 10デバイスにおけるSEUの検出および回復

ID 683064
日付 4/13/2020
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ドキュメント目次

1.1.1.1.1. カラムベースとフレームベースのチェックビット

図 2. カラムベースとフレームベースのチェックビット


EDCRCチェックビットの更新

フレームベースのチェックビットは、コンフィグレーション中にオンチップで計算されます。カラムベースのチェックビットは、コンフィグレーション後に更新されます。

EDCRC機能をイネーブルした場合、EDCRC機能はデバイスがユーザーモードに入った後に、CRAMフレームの読み出しを開始します。リードバック・フレームから収集されたデータは、フレームベースのチェックビットとの比較により検証されます。

最初のフレームベースの検証の完了後に、CRAMのそれぞれのカラムに基づいたカラムベースのチェックビットが計算されます。EDCRCハードブロックは、次のいずれかのシナリオでカラムベースのチェックビットを再計算します。

  • FPGAリコンフィグレーション
  • パーシャル・リコンフィグレーション (PR) セッションの成功後
  • CvP (Configuration via Protocol) セッション後