インテルのみ表示可能 — GUID: sss1429694564471
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1.2.3.2. 訂正可能なエラーと訂正不可能なエラー
SEUが検出されると、EMRデータを読み出すことでエラーが訂正可能か訂正不可能かを特定します。インテルでは、Altera EMR Unloader IPコアのデザインでの使用をお勧めします。Altera EMR Unloader IPコアはエラーを解釈し、出力で報告します。
事例 | EDCRC動作 | CRC_ERRORパルス | カラムベースのフィールド | フレームベースのフィールド | 訂正可能 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
A 1 | フレームベースのチェックビット | 1 | すべて0 | タイプ = 3'b001 または タイプ = 3'b010 かつ、ビット ≠ 5'h1F または タイプ = 3'b011 かつ、ビット = 5'h1F |
可能 | 内部スクラブをオンにするとエラーは訂正されます。 |
B1 | フレームベースのチェックビット | 1 | すべて0 | タイプ = 3'b111 または タイプ = 3'b010 かつ、ビット = 5'h1F または タイプ = 3'b011 かつ、ビット ≠ 5'h1F 上記のいずれかの条件を満たすと、EMR Unloader IPコアがタイプ = 3'b111 にセットします。 |
不可能 | フレームベースのチェックビットはリトライを2回行い、FPGAのリコンフィグレーションまで CRC_ERROR がHighにとどまるデッドステートに入ります。 |
C | デッドステートに固定 | 1度パルスし、かつ2番目のアサート後にHighにとどまります。 | EMR Unloader IPコアがタイプ = 3'b111 にセットされます。 | EMR Unloader IPコアがタイプ = 3'b111 にセットされます。 | 不可能 | CRC_ERROR はFPGAリコンフィグレーションまでHighにとどまります。EDCRCがデッドステートに固定される方法についてはCase Bを参照してください。 |
D | カラムベースのチェックビット | 1 | タイプ = 3'b111 または タイプ = 3'b010 かつ、ビット = 5'h1F または タイプ = 3'b011 かつ、ビット ≠ 5'h00 上記のいずれかの条件を満たすと、EMR Unloader IPコアがタイプ = 3'b111 にセットします。 |
すべて0 | 不可能 | カラムベースのチェックビット中に訂正不可能なエラーが検出されました。 |
E | カラムベースのチェックビットとフレームベースのチェックビット | 2 | 下記以外のすべてのタイプ タイプ = 3'b111 または タイプ = 3'b010 かつ、ビット = 5'h1F または タイプ = 3'b011 かつ、ビット ≠ 5'h00 |
タイプ = 3'b111 または タイプ = 3'b010 かつ、ビット = 5'h1F または タイプ = 3'b011 かつ、ビット ≠ 5'h1F 上記のいずれかの条件を満たすと、EMR Unloader IPコアがタイプ = 3'b111 にセットします。 |
不可能 | 訂正不可能なエラーが検出されました。 |
F | カラムベースのチェックビットとフレームベースのチェックビット | 2 | 下記以外のすべてのタイプ タイプ = 3'b111 または タイプ = 3'b010 かつ、ビット = 5'h1F または タイプ = 3'b011 かつ、ビット ≠ 5'h00 |
下記以外のすべてのタイプ タイプ = 3'b111 または タイプ = 3'b010 かつ、ビット = 5'h1F または タイプ = 3'b011 かつ、ビット ≠ 5'h1F |
可能 | 内部スクラブをオンにするとエラーは訂正されます。 |