インテルのみ表示可能 — GUID: sth1424974656172
Ixiasoft
3.11. クロック・コントロール
MAX® 10 FPGA開発ボードのクロック・コントロール・アプリケーションは、プログラマブル・オシレータを10 MHzから810 MHzの間の任意の周波数にセットします。周波数は、小数点以下8桁の精度をサポートします。
クロック・コントロールはJTAGバスを介してボード上のMAX IIデバイスと通信します。プログラマブル・オシレータは2線式シリアル・バスを介してMAX IIデバイスに接続されています。
図 16. Si570タブ

コントロール | 概要 |
---|---|
Serial Port Registers | 周波数コンフィギュレーション向けSi570レジスタの現在の値を示します。 |
Target frequency (MHZ) | クロック周波数を指定できます。有効な値は10から810 MHzの間で、小数点以下8桁までの精度で指定できます。例えば、421.31259873は100 ppm(parts per million)以内におさまります。Target frequencyコントロールはSet New Freqコントロールと連携して動作します。 |
fxTAL | シリアル・ポート・レジスタの値に基づいて計算された内蔵の固定周波数水晶発振子を示します。 |
Default | アクティブなタブに対応するオシレータの周波数をデフォルト値に戻します。ボード電源の再投入によってもデフォルトに戻ります。 |
Read | アクティブなタブに対応するオシレータの現在の周波数設定を読み出します。 |
Set New Freq | 選択したクロック向けのプログラマブル・オシレータの周波数を、プログラマブル・オシレータのTarget frequencyコントロールの値に設定します。周波数の変更が有効になるまでに数ミリ秒かかることがあります。この期間にクロック・グリッチが表示されることがあります。アルテラは、周波数を変更した後にはFPGAロジックをリセットすることを推奨します。 |
図 17. Si5338タブ

コントロール | 概要 |
---|---|
F_vco | 電圧制御発振器で生成される信号の値を表示します。 |
レジスタ名 | 各オシレータの現在の周波数を表示します。 |
周波数(MHz) | クロックの周波数を指定できます。 |
Disable | 必要な場合に各オシレータを無効にできます。 |
Read | アクティブなタブに対応するオシレータの現在の周波数設定を読み出します。 |
Default | アクティブなタブに対応するオシレータの周波数をデフォルト値に戻します。ボード電源の再投入によってもデフォルトに戻ります。 |
Set New Freq | 選択したクロック向けのプログラマブル・オシレータの周波数を、CLK0~CLK3コントロールの値に設定します。周波数の変更が有効になるまでに数ミリ秒かかることがあります。この期間にクロック・グリッチが表示されることがあります。アルテラは、周波数を変更した後にはFPGAロジックをリセットすることを推奨します。
注: Si5338のCLK0を変更すると、ClockとPowerのGUIに影響します。CLK0からのクロックの1つは、SI570、Si5338とパワー・モニタに接続されている2線式シリアル・バス・インタフェースとしてのMAX IIデバイスの駆動に使用されます。
|