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2.1.1. CPRI Multirateデザイン例: シミュレーション・テストベンチ
図 7. シミュレーション・テストベンチのブロック図
テストベンチ・プログラムは、 Avalon® メモリーマップド・インターフェイスのアクセス、ステータス、およびコントロール信号を介してテストベンチ・コンポーネントを制御します。 Avalon® メモリーマップド・インターフェイス・アービターは、テストベンチ・プログラムから複数の Avalon® メモリーマップド・インターフェイス・スレーブへの Avalon® メモリーマップド・インターフェイスのアクセスをデコードするために使用されます。
デザイン例のシミュレーション・フロー
- テストベンチのパケット往復測定をディスエーブルします。
- プロファイル0 (24G RS-FEC) に基づいてCPRI PHY Multirate IP DUTをパワーアップします。
- パワーアップ・プロファイルに基づいてテストベンチ変数を初期化します。変数は次のとおりです。
- cpri_speed: 現在のプロファイルの速度を示します。
- enable_rsfec: 現在のプロファイルに対してRS-FECがイネーブルであるかディスエーブルであるかを示します。
- current_dr_profile: 現在のプロファイルのIDを示します。
- ダイナミック・リコンフィグレーションを実行します。
- テストベンチのエラーフラグを確認し、テストベンチが成功したか失敗したかを判断します。ダイナミック・リコンフィグレーションのトラフィック・テスト後にエラーが発生した場合、このエラーフラグは1に設定されます。
カスタマイズの場合は、DR_NUMおよびDR_SEQ localparamを使用してテストフローをコンフィグレーションします。プロファイルIDはDynamic Reconfiguration IPに渡され、目的のダイナミック・リコンフィグレーション・タスクをコンフィグレーションします。
- DR_NUM: ダイナミック・リコンフィグレーション移行の数
- DR_SEQ: ダイナミック・リコンフィグレーション・シーケンス
- DR_NUM = 2
- DR_SEQ = {DR_TO_4P9G, DR_TO_10G};
デザイン例のデフォルトのコンフィグレーションは、次のとおりです。
localparam DR_TO_24G_RSFEC = 4'h0; localparam DR_TO_24G = 4'h1; localparam DR_TO_12G_RSFEC = 4'h2; localparam DR_TO_12G = 4'h3; localparam DR_TO_10G_RSFEC = 4'h4; localparam DR_TO_10G = 4'h5; localparam DR_TO_9P8G = 4'h6; localparam DR_TO_6G = 4'h7; localparam DR_TO_4P9G = 4'h8; localparam DR_TO_3G = 4'h9; localparam DR_TO_2P4G = 4'ha; localparam DR_TO_1G = 4'hb; localparam DR_NUM = 5; localparam [3:0] DR_SEQ [DR_NUM-1 : 0] = {DR_TO_24G_RSFEC, DR_TO_2P4G, DR_TO_4P9G, DR_TO_9P8G, DR_TO_10G};