Arria 10 SoCセキュア・ブート・ユーザーガイド

ID 683060
日付 3/29/2016
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ドキュメント目次

1.8.1.1. ブートローダ・ジェネレータ内のセキュリティ設定

図 10. セキュリティ設定ブートローダ・ジェネレータGUIのブートローダ・ジェネレータ・セキュリティ設定

ブートローダ・ジェネレータの認証設定

  • Enable Boot Loader Signing—このオプションがオンの場合、署名付きの第2ステージ・ブートローダを生成します。
  • Signing Key Type—ブートROMファームウェアが署名鍵を検索する箇所を指定します。署名鍵は以下のいずれかのロケーションに格納可能です。
    • ユーザ—公開鍵はブートローダ・イメージ・ヘッダに格納されます
      注: これは検証のみの非セキュア・コンフィギュレーションです。
    • ヒューズ—公開鍵のハッシュはユーザ・ヒューズに格納され、公開鍵はブート・イメージ・ヘッダに格納されます(今後のSoC EDSリリースにおいてサポートされます)
    • FPGA—公開鍵はFPGAメモリに格納されます(今後のSoC EDSリリースにおいてサポートされます)
    署名鍵についての情報は、「セキュア署名鍵のプログラミング」の「署名鍵の種類」を参照してください。
  • Signing Key Pair File—(OpenSSLによって生成される)署名鍵のペアのファイル名
  • Signing Key FPGA Offset—FPGAメモリ内に格納されている場合の公開鍵のロケーション

ブートローダ・ジェネレータの暗号化設定

  • Enable Boot Loader Encryption—このオプションがオンの場合、暗号化された第2ステージ・ブートローダを生成します。
  • Encryption Key File—(quartus_cpfによって生成された)AES 暗号化鍵の名称
  • Encryption Key Name—(鍵ファイルで指定された)AES暗号化鍵の名称