インテルのみ表示可能 — GUID: lro1453861378503
Ixiasoft
8.3. システム・メモリ・マップ
HPSハードIPモジュールのアドレスには、提供されているSoCALマクロを介してアクセス可能です。SoCALはまた、HPSハードIPモジュールのレジスタ領域および個々のレジスタにアクセス可能なマクロも提供しています。
FPGA IPモジュールの場合、IPレジスタおよびレジスタ領域へアクセスするためのマクロは、通常はIPデリバラブルの一部ですが、実際のIPモジュール・ベースのアドレスは多くの場合Qsysツール内でシステム統合時に変更されます。
このツールの基本的な使用方法は、.sopcinfoファイルを使用して単一のパラメータとして起動することです。たとえば、Arria 10 GHRDに対しincludeファイルを生成するためには、そのフォルダで次のコマンドを実行します。sopc-create-header-files ghrd_10as066n2.sopcinfo
ツールはシステム内の各マスタに対してincludeファイルを別個に生成し、マスタ側から見たシステム・アドレスを表示します。HPSソフトウェア開発であれば、HPSから見たシステム・アドレスが表示される、ファイル<hps_component_name>_a9_0.hを使用してください。
sopc-create-header-files ghrd_10as066n2.sopcinfo --module\ arria10_hps_0_arm_a9_0 --single arria10_hps_0_arm_a9_0.h
このコマンドにより、「arria10_hps_0_arm_a9_0.h」と呼ばれるファイルが1つだけ作成されます。
ツールの詳細情報を確認するには、sopc-create-header-files --help」を実行するか、 Quartus® Primeの資料を参照してください。