Agilex™ 7 エンベデッド・メモリー・ユーザーガイド

ID 683241
日付 12/17/2024
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ドキュメント目次

3.10. M20K エンベデッド・メモリー・ブロックの入力クロック品質要件

選択しているメモリーブロックへの安定した入力クロックは、 Agilex™ 7 エンベデッド・メモリーの正常なデザインの実現に重要です。
  • デバイスをコンフィグレーションする前に、入力クロックがクリーンで安定していることを確認します。クリーンなクロックソースの実現には、PLL で生成されるクロックを使用することが常に推奨されます。
  • クロックソース間の同期クロック・スイッチオーバーの保証には、エンベデッド・メモリーまたはクロック・コントロール IP で利用可能なクロック・ゲーティング機能を使用します。
  • ユーザーモードでクロックソースをリコンフィグレーションする場合は、入力クロックがクリーンかつ安定するまでクロックイネーブル・ポートを無効にすることが推奨されます。

最適なクロック・パフォーマンスの詳細については、インテル Quartus Prime プロ・エディションのユーザーガイド: デザインの推奨事項で、クロックスキームの最適化を参照してください。また、クロックと PLL のデザイン・ガイドラインについては、 Agilex™ 7 クロッキングおよび PLL ユーザーガイドを参照してください。