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2.2. オフチップ・ルックアップ・センシティビティー・プロセス
Advanced SEU Detection IP コアは、エラー検出ブロックのEMRのコンテンツを解析し、システム・プロセッサーに情報を提供します。プロセッサーは障害がデバイスの動作に影響するかを判断します。システム・プロセッサーは、.smhに対してルックアップを実行するアルゴリズムを実装します。
オフチップ・ルックアップ・センシティビティー・プロセスは、次の2つのコンポーネントで構成されています。
- CRCブロックのEMRのコンテンツを解釈し、プロセッサー・インターフェイスに情報を提供するデザインロジック
- オフロードされたEMRのコンテンツを格納するキャッシュ
図 3. オフチップ・ルックアップ・センシティビティー・プロセスのシステム概要
EMR処理ユニットはSEUの際に、EMR Unloader IP コアによってCRCブロックからオフロードされたEMRのコンテンツを分析します。EMR処理ユニットは、それぞれに一意のEMRの値をキャッシュがフルになるまでキャッシュに書き込みます。キャッシュがフルになると、システム・インターフェイスにキャッシュ・オーバーフロー・フラグをアサートします。
キャッシュに新しい値が書き込まれるたびに、EMR処理ユニットはプロセッサーに割り込みをアサートします。システム・プロセッサーはEMR値を読み取り、.smhに対してルックアップを実行することでCRAM位置の重要度を判断します。システム・プロセッサーが割り込みを処理した後、EMR処理ユニットはキャッシュラインを進め、キャッシュに未処理のEMR値がある場合は割り込みアサートを追加で生成します。
SMHルックアップの後、システム・プロセッサーは必要な修正応答を決定します。
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