インテルのみ表示可能 — GUID: wve1549400075029
Ixiasoft
インテルのみ表示可能 — GUID: wve1549400075029
Ixiasoft
1.2.1. FPGAインターフェイス・マネージャー (FIM)
- FIU
- 外部メモリーと接続するためのEMIF
- 外部トランシーバー接続のためのHSSI
FIMの実装に関する特定の内容については、お使いのプラットフォームを参照ください。
FIUは、AFUとプラットフォーム間のブリッジのような役割を担います。図 1 は、PCIe、SMBus (管理性を向上するためのもの)、およびホストに対するUPIスタック全体とFIUの接続を表しています。FIMはまた、FPGA上のすべてのハードIP (PLLなど)、パーシャル・リコンフィグレーション (PR) エンジン、JTAGアトム、IO、温度センサーを所有します。FIMは起動時に最初にコンフィグレーションされ、プラットフォームの電源を再投入するまで持続しますが、AFUは動的にリコンフィグレーション可能です。インテルのパーシャル・リコンフィグレーション技術は動的なリコンフィグレーション機能を可能にし、AFUはパーシャル・リコンフィグレーション領域として定義され、FIMは静的領域として定義されます。AFUとFIU間のインターフェイスはホットプラグ機能を提供し、トラフィックの一時停止およびパーシャル・リコンフィグレーション後のAFUの再列挙を行います。
FIMは、プラットフォームの機能に応じて1つもしくは複数のインターフェイスをAFUに提供します。このドキュメントでは、AFUが インテル® Xeon® プロセッサーと通信するためのインターフェイスであるCCI-Pに焦点を当てています。CCI-PはダイレクトI/O向けインテル・バーチャライゼーション・テクノロジー (インテルVT-d) を使用し、アドレス空間の分離と保護を提供します。CCI-Pは、PCIeの機能に定義されているものと同じ保護を備えます。AFUは、PCIeの列挙およびVT-dの観点において単機能のデバイスです。
またFIUは場合によっては、エラー監視とレポート、電力と温度の監視、コンフィグレーション・ブートストラップ、ビットストリームのセキュリティー・フロー、リモートデバッグなどの管理性を向上させるための機能を実装し、データセンター環境でのFPGAの展開および管理を容易にします。また、FIUは一部の実装において、ボード管理コントローラー (BMC) とのアウトオブバンド通信インターフェイスを備えている場合があります。