インテルのみ表示可能 — GUID: jrz1522207840091
Ixiasoft
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2.9. コヒーレント読み出しメモリー
コヒーレント読み出しメモリーの機能を使用すると、単一のクロックサイクルで、同じメモリーコンテンツに書き込まれる出力データを読み出すことができます。つまり、Read-During-Write 操作時に新しいデータ (フロースルー) 動作が発生します。この機能は、M20K ブロックにのみ適用され、シングルクロックのコンフィグレーションでのみサポートされます。
コヒーレント読み出しメモリーの機能を有効にして M20K ブロックをコンフィグレーションし、レジスターされる出力で、Force-to-Zero の機能が無効になっている場合、出力レジスターのデータは、読み出しイネーブル (rden) 信号が Low の際に、コヒーレント読み出し回路を介して保持されます。詳細は、 Agilex™ 7 のブロックにおけるコヒーレント読み出しメモリーの動作の図、およびコヒーレント読み出しメモリー回路の簡略ブロック図を参照してください。この回路は、M20K ブロックのラッチからデータをフェッチするのではなく、ループのように動作します。非同期クリア (aclr) もしくは同期クリア (sclr) がアサートされて M20K ブロックの出力レジスターがクリアされると、rden 信号が再度アサートされた後の次のクロックサイクルまで、出力は 0 で保持されます。
- シンプル・デュアルポート以外の動作モード
- ポート幅が異なるシンプル・デュアルポート
- バイト・イネーブル
- ECC
- 20 ビットよりもデータ幅の広いシンプル・デュアルポート
- デュアルクロック・コンフィグレーション