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1.1. ツールコマンド言語
1.2. インテル® Quartus® Prime Tclパッケージ
1.3. インテル® Quartus® Prime Tcl APIのヘルプ
1.4. 終端間デザインフロー
1.5. プロジェクトの作成およびアサインメントの作成
1.6. デザインのコンパイル
1.7. レポート
1.8. タイミング分析
1.9. スクリプト実行の自動化
1.10. その他のスクリプティング機能
1.11. インタラクティブ・モードでの インテル® Quartus® Prime Tclシェルの例
1.12. tclshシェル
1.13. Tclスクリプティングの基礎知識
1.14. Tclスクリプティングの改訂履歴
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1.13.8. プロシージャー
procコマンドを使用して、Tcl プロシージャー(他のスクリプト言語およびプログラミング言語ではサブルーチンまたは関数として知られています)を定義します。プロシージャーにおける変数の範囲は、プロシージャーに対してローカルです。プロシージャーが値を返す場合、 returnコマンドを使用してプロシージャーから値を返します。次の例では、 2 つの値を乗算してその結果を返すプロシージャーを定義します。
簡単なプロシージャー
proc multiply { x y } { set product [expr { $x * $y }] return $product }
次の例は、コード内でmultiplyプロシージャーを使用する方法を示しています。プロシージャーは、スクリプトで呼び出す前に定義する必要があります。
プロシージャーの使用
proc multiply { x y } { set product [expr { $x * $y }] return $product } set a 1 set b 2 puts [multiply $a $b]
プロシージャーは、スクリプトの先頭付近で定義します。プロシージャー内のグローバル変数にアクセスする場合は、グローバル変数を使用する各プロシージャーでglobalコマンドを使用します。
グローバル変数へのアクセス
proc print_global_list_element { i } { global my_data puts "The list element at index $i is [lindex $my_data $i]" } set my_data { 1 2 3} print_global_list_element 0