インテルのみ表示可能 — GUID: mwh1410471031333
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1.1. ツールコマンド言語
1.2. インテル® Quartus® Prime Tclパッケージ
1.3. インテル® Quartus® Prime Tcl APIのヘルプ
1.4. 終端間デザインフロー
1.5. プロジェクトの作成およびアサインメントの作成
1.6. デザインのコンパイル
1.7. レポート
1.8. タイミング分析
1.9. スクリプト実行の自動化
1.10. その他のスクリプティング機能
1.11. インタラクティブ・モードでの インテル® Quartus® Prime Tclシェルの例
1.12. tclshシェル
1.13. Tclスクリプティングの基礎知識
1.14. Tclスクリプティングの改訂履歴
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1.13.10. 構文およびコメント
Tclコマンドの引数は空白で区切られ、Tclコマンドは改行文字またはセミコロンで終了します。 Tclコマンドが複数行にわたっている場合は、バックスラッシュを使用する必要があります。 バックスラッシュ (\) を行の最後の文字にすると、行の延長が指示されます。バックスラッシュの後にスペースを含む他の文字が続く場合、その文字はリテラルとして扱われます。
Tclはハッシュ文字またはポンド文字と呼ばれる # を使用し、 #文字からコメントを開始します。コマンドと同じ行にコメントを含める場合は、 #文字の前にセミコロンでコマンドを終了してください。次の例は、 setコマンドとコメントを含む有効なコード行です。
set a 1;# Initializes a
セミコロンがなければ、 setコマンドはコメント後の改行まで終了されないため、無効なコマンドとなります。
Tclインタープリターはコメント内の中括弧をカウントし、これによって解明が困難なエラーが発生することがあります。次の例では、中括弧が閉じられていないためエラーが発生します。
# if { $x > 0 } { if { $y > 0 } { # code here }