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3. HLS コンポーネントおよびテストベンチの作成
可能な場合はその都度OpenCL™がサポートする C99 サブセットでコードを記述します。コンパイラーはいくつかの C++ 構文を合成することができ、これにより、より見通しの良いコードが作成しやすくなります。
サポートされている C99 サブセットとその制限について詳しくは、「 インテル® HLS コンパイラー・リファレンス・マニュアル」の「コンポーネント合成でサポートされるサブセット」を参照してください。
- トップレベルの C++ 関数が合成される前に、ソースコードにcomponent属性を挿入します。
- i++ コマンドの --component <component_list> オプションを使用し、コマンドライン上で関数を指定します。
一部の関数では不要なコンポーネントが予期せず合成される可能性があるため、これら 2 つの方法を併用しないでください。万一、これらの方法を併用すると、 i++ コマンドの --component <component_list> オプションにリストされたすべてのコンポーネントと同様に、componentキーワードでラベル付けされたすべてのコンポーネントに対して合成されます。
関数に対してコンポーネントを合成しない場合は、関数で指定されたcomponent属性を含んでいないこと、およびその関数が i++ コマンドの --component <component_list> オプションで指定されていないことを確認してください。
各コンポーネントの関数の内容は、high-level design レポート ( <name>.prj/reports/report.html) の 「Area Analysis by Source」 で確認してください。
HLSコンパイラーは、CPU で実行する実行可能ファイルを作成します。次に、コンパイラーは合成された IP コアのシミュレーションをするためにコンポーネントとして宣言した関数にすべてのコールを送信し、シミュレーション結果を返します。