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2. インテル® HLS ( 高位合成 ) コンパイラーの概要
インテル® HLS コンパイラーは g++ と互換性のあるコマンドラインで、ほとんどの g++ コンパイラー・フラグをサポートしています。 インテル® HLS コンパイラーは g++ と同じファイル名拡張子、つまり、.c、.C、.cc、.cpp、.CPP、.c++、.cpおよび.cxxを認識します。コンパイラーはこれらのすべてのファイルタイプを C++ として扱います。 インテル® HLS コンパイラーは、C++ のサブセット以外についての C 言語を明示的にサポートしていません。
FPGA をターゲットとする場合、 インテル® HLS コンパイラーは実行可能ファイルとプロジェクト・ディレクトリーを出力します。デフォルトの実行可能ファイルは、Linux 用はa.out、Windows 用はa.exeです。デフォルトのプロジェクト・ディレクトリーはa.prjで、生成された IP を含んだ HLS 結果が含まれています。また、検証のためのレポートと補足情報も含まれています。
コンパイラー出力の名前を指定するには、 i++ コマンドに <result> が実行可能ファイルの名前である -o <result> オプションを含めます。このコマンドは <result>.prjというプロジェクト・ディレクトリーを作成します。
実行可能ファイルを実行すると、テストベンチを実行します。デザインを FPGA アーキテクチャー用にコンパイルすると、出力実行可能ファイルはシミュレーションを実行します。デザインを x86-64 アーキテクチャー用にコンパイルすると、出力実行ファイルは CPU 上でデザインを実行します。