Intel® FPGA SDK for OpenCL™: ベスト・プラクティス・ガイド

ID 683521
日付 12/08/2017
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ドキュメント目次

2.7.5. 定数メモリーのエリア・レポート・メッセージ

エリアレポートは、定数キャッシュメモリーのサイズを指定します。また、データ複製や読み出し動作の回数などの情報も提供します。
表 3.  エリア・レポートメッセージに関する追加情報
メッセージ 説明
<N>バイトの定数キャッシュはすべてのカーネルからアクセス可能で、カーネル呼び出し間で永続的です。 キャッシュ内のデータは、<Y>の読み出しをサポートするために<X>回複製されます。 ヒット、ミスに対して最適化されたキャッシュは、大きなペナルティを発生します。キャッシュ内のデータ量が少ない場合、値をカーネル引数として渡すことを検討してください。キャッシュの有効性を評価するために、キャッシュに対するアクセスのストールをチェックするには、Intel FPGA Dynamic Profiler for OpenCLを使用します。実際のキャッシュヒット率のプロファイリングは現在サポートされていません。