Intel® FPGA SDK for OpenCL™: ベスト・プラクティス・ガイド

ID 683521
日付 12/08/2017
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ドキュメント目次

7.2.2.1. 異種メモリーバッファー

カーネルは、DDR、QDR、および内蔵RAMなどの複数のグローバル・メモリー・タイプを含むFPGAボード上で実行できます。

FPGAボードが異機種グローバル・メモリー・タイプを提供している場合、様々な効率で異なるメモリー・アクセスを処理することに注意してください。

例:

  • 長いシーケンシャルアクセスにはDDR SDRAMを使用してください。
  • ランダムアクセスにはQDR SDRAMを使用してください。
  • ランダムな低レイテンシーアクセスには内蔵RAMを使用してください。

グローバルメモリーにバッファーを割り当てる方法と、異機種バッファーを使用するようにホスト・アプリケーションを変更する方法については、 インテル® FPGA SDK for OpenCL™ プログラミング・ガイドグローバルメモリーのバッファーエリアの指定およびグローバルメモリーの手動パーティショニングのためのOpenCLバッファーの割り当てを参照してください。