Intel® FPGA SDK for OpenCL™: ベスト・プラクティス・ガイド

ID 683521
日付 12/08/2017
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ドキュメント目次

4.2.1. ソース・コード・タブ

Intel FPGA Dynamic Profiler for OpenCL GUIでのSource Codeドタブには、ソースコード情報とメモリーおよびチャネルアクセスに関する詳細な統計情報が含まれています。
図 63.  Intel FPGA Dynamic Profiler for OpenCL GUIでのSource Codeタブ

ソSource Codeタブには、カーネルコードの特定の行に関する詳細情報が表示されます。

表 9.  Source Codeタブで使用できる情報の種類
カラム 変更内容 アクセスタイプ
属性 メモリータイプ(ローカルまたはグローバル)、対応するメモリーシステム(DDRまたはクワッドデータレート(QDR))、読み出しまたは書き込みアクセスなどのメモリーまたはチャネル属性情報。 すべてのメモリーアクセスとチャネルアクセス
ストールの割合 メモリーまたはチャネル・アクセスがパイプライン・ストールの原因となっている時間の割合です。これは、メモリーまたはチャネルアクセスがアクセス要求を満たす能力の尺度です。 すべてのメモリーアクセスとチャネルアクセス
占有の割合 有効なWork-Itemがメモリーまたはチャネル命令を実行するときのプロファイリングされた時間フレーム全体の割合。 すべてのメモリーアクセスとチャネルアクセス
帯域幅 メモリーアクセスが使用する平均メモリー帯域幅とその全体的な効率。

グローバル・メモリー・アクセスごとに、グローバル・メモリー・システムからデータを取得するためにFPGAリソースが割り当てられます。しかし、カーネルプログラムが使用するデータ量は、取得したデータ量より少なくなる可能性があります。全体的な効率は、カーネルプログラムが使用する、グローバル・メモリー・システムから取得した総バイト数の割合です。

グローバル・メモリー・アクセス

1行のソースコードが複数のメモリー動作またはチャネル動作を指示する場合、プロファイル統計情報はドロップダウンリストボックスに表示され、関連情報を表示するように選択できます。

図 64. [ソースコード]タブ:複数のメモリーまたはチャネル動作のドロップダウンリスト