インテル® Agilex™ ハード・プロセッサー・システム (HPS) のリモート・システム・アップデート・ユーザーガイド

ID 683184
日付 7/10/2020
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ドキュメント目次

2.3. ファクトリー・イメージ・ブート

ファクトリー・イメージの目的は、アプリケーション・イメージがすべて破損している (または破損したアプリケーション・イメージに置き換えられている) デバイスが新しいアプリケーション・イメージを取得し、そのイメージをQSPIにプログラムできるようにするための十分な機能を提供することです。

ファクトリー・イメージがロードされると、新しいアプリケーション・イメージをQSPIでプログラムして、U-BootまたはLinuxから失敗したイメージと置き換えることができます。

SDMは、次の状況でファクトリー・イメージをロードします。
  • 関数LOADFACTORYをSDMピンに割り当て、PORまたはnCONFIGのリリース直後にピンをアサートする場合。
  • アプリケーション・イメージをロードするためのSDMの試行すべてが失敗した場合。
  • ファクトリー・イメージのロードをユーザーが要求した場合。
  • 決定ファームウェアが、決定ファームウェア・データが破損していることを検出した場合。
  • 決定ファームウェアが、両方のCPBが破損していることを検出した場合。

ファクトリー・イメージをロードする場合、コンフィグレーション・システムは、ファクトリー・イメージをアプリケーション・イメージと同じように扱います。