インテル® Agilex™ ハード・プロセッサー・システム (HPS) のリモート・システム・アップデート・ユーザーガイド

ID 683184
日付 7/10/2020
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ドキュメント目次

7.3. ビットストリーム用の複数の インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェア・バージョンの使用

前述のように、U-Bootのバージョン (FSBLおよびSSBL) は、使用されているSDMファームウェアのバージョンと互換性がある必要があります。これは、 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアのバージョンに関連付けられています。

異なる インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアのバージョンで異なるビットストリーム (アプリケーションまたはファクトリー) が生成される場合、これらの各ビットストリームは互換性のあるバージョンのFSBLを使用する必要があります。さらに、各FSBLには互換性のあるSSBLが必要です。これにより、ビットストリームごとに個別のSSBLが必要になります。

ビットストリームに複数の インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアのバージョンを使用する一般的なシステムは、次の図に示すとおりです。

図 11. 複数の インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアのバージョンを使用したRSUシステム

一部のユーザーにおいては、ビットストリームごとにLinux*、LIBRSUおよびRSU Clientを複製したい場合もありますが、これらのインターフェイスには上位互換性および下位互換性があるため、必須ではありません。SDMファームウェアAPIとの互換性が必要なのは、U-Boot (FSBLおよびSSBL) のみです。