AN 784: PCI Express* リファレンス・デザインを使用した インテル® Arria® 10 デバイスのパーシャル・リコンフィグレーション

ID 683856
日付 11/06/2017
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ドキュメント目次

1.5.2. program_fpga_pcie

パーシャル・リコンフィグレーションを実行するには、program_fpga_pcieユーティリティーを使用します。このスクリプトは所定のペルソナの.rbfファイルを受け入れます。このスクリプトは次の内容を実行します。
  • デバイスのサブドライバーが存在する場合、それらを削除するためにドライバーと通信します。
  • フリーズをアサート/ディアサートするために fpga-region-controllerスクリプトと通信します。
  • .rbfをパーシャル・リコンフィグレーション・コントローラーIPコアにライトします。
  • PRが成功した場合に必要となるサブドライバーが存在する場合、それらを再配置します。
表 7.   program_fpga_pcieコマンドラインのオプション
オプション 説明
-f=, --file=[<filename>]

.rbfファイルの名称を指定します。

-d=, --device=[<device index>]

PCIe* デバイスの番号を指定します。例、-d 0000:03:00.0

-r=, --region=[<region offset>]
ブリッジイネーブルのフリーズに使用するターゲットFPGAリージョン・コントローラー・オフセットを指定します。このオプションは、次の内容を実行します。
  • フリーズ・リクエストの交換を開始します。
  • パーシャル・リコンフィグレーション中およびパーシャル・リコンフィグレーション後にPRリージョンに向けてリセットをアサート/ディアサートします。
例:
program-fpga-pcie --file=<region.rbf> --device=0000:03:00.0 --region=10000
注: リージョンオフセットの値は、16進数でなければいけません。

PRリージョンは、この動作中にリセットされます。

-h, --help

program_jtag_pcieスクリプトのヘルプを提供します。