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3.1.2. フレームクロックとリンククロック
フレームクロック周波数は、常にリンククロック周波数にフレームクロック周波数乗数(FCLK_MULP)を掛けたものに等しくなります。
フレームクロック周波数=FCLK_MULPxリンククロック周波数
フレームクロック周波数乗数は、IPパラメーター・エディターを使用して設定できます。乗数の有効な値は1と2に制限されています。リンククロックとフレームクロックの関係は固定されているため、 Avalon® ストリーミング・データは常にストリーミングされるとは限りません。
フレームクロックとサンプリングクロックに関係なく、デザイン全体で一貫性を保つために、リンククロックがタイミング基準として使用されます。
IOPLLコアは、フレームクロックとリンククロックの両方を同じPLLから提供する必要があります。これは、これら2つのクロックがデザインで同期として扱われるためです。
JESD204CTXおよびRXIPの場合、j204c_txlclk_ctrl また j204c_rxlclk_ctrl フレームクロックの立ち上がりエッジにアラインされたリンククロックの立ち上がりエッジの位相情報を提供します。
同様に、j204c_txfclk_ctrl また j204c_rxfclk_ctrl リンククロックの立ち上がりエッジにアラインされたフレームクロックの立ち上がりエッジの位相情報を提供します。この追加のクロック位相情報は、フレームクロックとリンククロック間の転送を同期的に処理します。
図 4. FCLK_MULP=2の場合のj204c_txfclk_ctrlのタイミング図の例