AN 778: インテル® Stratix® 10 Lタイル/ Hタイル・トランシーバーの使用

ID 683086
日付 4/21/2020
Public
ドキュメント目次

2.1.5.3. シンプレックス・チャネルのマージ

次のロジック・インスタンスを単一の物理チャネルにマージできます。
  • RXのみのPHYインスタンスとTXのみのPHYインスタンス (RXのみのGXTインスタンスとTXのみのGX PHYインスタンスを同じ物理チャネルの位置場所にマージすることはできません。)
  • CMU PLLおよびTXのみのPHYインスタンス
図 30. シンプルなチャネルのマージ: RXのみのPHYおよびTXのみのPHY
図 31. チャネルのマージ: CMU PLLおよびTXのみのPHYインスタンス

マージの規則

  • マージするインスタンス両方のリコンフィグレーション・インターフェイス (reconfig_*) の駆動は、同じソースで行ってください。
  • マージする2つのリコンフィグレーション・インターフェイスを指定するには、QSF割り当てが必要です。
    • オプション 1: リコンフィグレーション・インターフェイス名を使用する
      • set_instance_assignment -name XCVR_RECONFIG_GROUP 0 -to topdesign:topdesign_inst|<TX only instance name>*ct1_hssi_avmm1_if_inst->inst_ct1_xcvr_avmm1
      • set_instance_assignment -name XCVR_RECONFIG_GROUP 0 -to topdesign:topdesign_inst|<RX only instance name>*ct1_hssi_avmm1_if_inst->inst_ct1_xcvr_avmm1
    • オプション 2: ピン名を使用する
      • set_instance_assignment -name XCVR_RECONFIG_GROUP 1 –to tx[0]
      • set_instance_assignment -name XCVR_RECONFIG_GROUP 0 –to rx[0]
  • シンプレックス・チャネルのマージは、次のいずれかのオプションがシンプレックス・インスタンスの一方もしくは両方でイネーブルされている場合はできません。
    • Native PHY Debug Master Endpoint (NPDME)
    • オプションのリコンフィグレーション・ロジック
    • エンベデッド・リコンフィグレーション・ストリーマー
    • 共有リコンフィグレーション・インターフェイス