外部メモリー・インターフェイス Agilex™ 7 FシリーズおよびIシリーズFPGA IPユーザーガイド

ID 683216
日付 3/29/2024
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ドキュメント目次

11.7.4.5. Calibrate Terminationタブ

Calibrate Terminationタブを使用すると、RTT_NOMRTT_PARKRTT_WR、およびOutput Drive Strengthの終端設定を更新することができます。デザインを再コンパイルまたは再プログラムする必要はありません。

加えて、Calibrate ODTの機能により、最適なOn-Die TerminationおよびOutput Drive Strengthの設定をメモリー・インターフェイスに決定することができます。

  • Calibrate ODTボタンを押します。システムは、スイープする終端設定のクロス積でキャリブレーションを実行し、設定のそれぞれの組み合わせに対するワーストケースのマージンを表示します。
  • Run TG for each combination of settingsを選択すると、トラフィック・ジェネレーターのステータスも表示されます。このオプションは、デザイン例でトラフィック・ジェネレーターが有効になっている場合は無効になります。

各設定のドロップダウン・メニューを使用すると、レポートを確認し、最適な終端設定 (つまり、マージンが最大の設定) を適用することができます。

  • IPのパラメーター化からのODT設定をリセットするには、Restore ODT settings from IP parameterizationを押します。

図 193. 終端設定
図 194. ODTのキャリブレーション

ODT Activationセクションには、使用されているODTのアサートパターンと、読み出しおよび書き込み時に有効なODTの設定が表示されます。

図 195. アサートテーブル