インテルのみ表示可能 — GUID: pjr1582820927343
Ixiasoft
インテルのみ表示可能 — GUID: pjr1582820927343
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11.9.5.3. データパターンとバイト・イネーブル
例
この例では、次の条件を前提にしています。
- DQ幅: x72 (ECCは有効にしない)
- メモリープロトコル: DDR4
- DQ/DQS: 8
- レート: クォーターレート
8つのDQ/DQSがあるため、8つのデータ・ジェネレーターがあります。つまり、DQ0、DQ8、DQ16…DQ56、およびDQ64で同じデータ・ジェネレーターを共有します。
この例では、ctrl_ammインターフェイス上の各データ転送は576ビット幅です。この例では、メモリー側で見られる転送のビート5に焦点を当てます。
- DQ[0] はメモリー・バス・バーストのビート5に対応し、DG0からビット5を取得します。
- DQ[1] はメモリー・バス・バーストのビート5に対応し、DG1からビット5を取得します。
- ...
- DQ[3] はメモリー・バス・バーストのビート5に対応し、DG3からビット5を取得します。
- ...
- DQ[8] はメモリー・バス・バーストのビート5に対応し、DG0からビット5を取得します。
- DQ[9] はメモリー・バス・バーストのビート5に対応し、DG1からビット5を取得します。

各データ・ジェネレーターでは、開始シード (32ビット幅) とパターンモードをコンフィグレーションし、固有のデータパターンを作成することが可能です。コンフィグレーションは、TG_DATA_SEEDレジスターとTG_PPPG_SELレジスターに書き込むことで行います。サポートされるオプションに関しては、 コンフィグレーション・レジスターとステータスレジスター を参照してください。
次の表は、TG_DATA_SEEDおよびTG_PPPG_SELレジスターをコンフィグレーションすることによって生成可能なデータパターンの例を示しています。
モード | 詳細 |
---|---|
Fixed | データパターンは一定です。最下位のTG_DATA_RATE_WIDTH_RATIOビットのみが使用されます。各ビットはそのピンの1ビートを表します。 例: DG0の0x76543210のシードでは、TG_DATA_RATE_WIDTH_RATIO=8の場合、次のパターンがDQ0に順次現れます。 ![]() |
PRBS7 | 疑似ランダム・バイナリー・シーケンスです。 入力シードの最下位8ビット (LSB) とモニック多項式を使用します: x7 + x6 + 1 '0のシードは、一意のパターンを生成しません。 |
PRBS15 | 疑似ランダム・バイナリー・シーケンスです。 入力シードの最下位16ビットとモニック多項式を使用します: x15 + x14 + 1 '0のシードは、一意のパターンを生成しません。 |
PRBS31 | 疑似ランダム・バイナリー・シーケンスです。 入力シードの32ビットすべてとモニック多項式を使用します: x31 + x28 + 1 '0のシードは、一意のパターンを生成しません。 |
Rotating (カスタム) | ピンのデータパターンは、ユーザーが指定する32ビット長です。ピンでパターンは、最下位ビットから最上位ビットまで現れます。 例: DG0の0x76543210のシードでは、次のパターンがDQ0に順次現れます。 ![]() |
インターフェイスの各バイトには、1つのバイト・イネーブル・ジェネレーターがあります。バイト・イネーブル・ジェネレーターのオプションは、データ・ジェネレーターのオプションと同じです。