F-Tile Avalon® Streaming Intel® FPGA IP for PCI Express* デザイン例ユーザーガイド

ID 683372
日付 7/14/2022
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ドキュメント目次

3.7.3. パフォーマンス・デザイン例の実行

  1. デザイン例ディレクトリーのもとの ./software/user/example に移動します。
  2. デザイン例アプリケーションをコンパイルします。
    $ make
  3. テストを実行します。
    $ sudo ./intel_fpga_pcie_link_test
    Intel FPGA IP PCIeリンク・テスト・アプリケーションは、手動または自動モードで実行できます。以下から選択します。
    • 自動モードでは、アプリケーションが自動的にデバイスを選択します。このテストでは、Vendor IDを照合して、BDFが最も低いインテルPCIeデバイスを選択します。このテストでは、使用可能な最も低いBARも選択されます。
    • 手動モードでは、テストはバス、デバイス、および機能番号とBARを照会します。
    インテルAgilex開発キットの場合、次のコマンドを入力してBDFを確認できます。
    $ lspci -d 1172:
  4. 自動モードと手動モードのトランスクリプト例を以下に示します。
    図 31. 自動モード
    図 32. 手動モード
  5. スループット・テスト用にDMAを実行するには、オプション「9」を入力し、Enterキーを押して続行します。
  6. 実行するDMAイタレーション回数を入力し、Enterキーを押してDMA動作のタイプを選択します。書き込み動作 (デバイスからホストへ) の場合は「0」、読み出し動作 (ホストからデバイスへ) の場合は「1」、同時書き込みと読み出し動作の場合は「2」を選択します。
  7. 以下は、書き込み専用、読み出し専用、および同時書き込みと読み出しにおける、それぞれ10回のイタレーションのテスト結果例です。

    図 33. 書き込み専用
    図 34. 読み出し専用
    図 35. 同時書き込みと読み出し