インテルのみ表示可能 — GUID: nhp1631827929240
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2.1.1.2.1. Scheduler
DUTからのデータストリームは、スケジューラー・ブロック内のデータFIFOにバッファリングされます。ヘッダーは事前処理され、いくつかの前提条件の値が計算されます。書き込みバーストカウントを事前計算し、ヘッダー情報からFirst DWORD Byte EnableおよびLast DWORD Byte Enableを書き込むと、コマンドがRead Write Moduleに渡されます。
- 書き込みシーケンス: データFIFO内のデータは、Read Write Moduleに転送されます。
- 読み出しシーケンス: TLP属性を読み出して完了TLPを生成し、追加処理を行うことでType1読み出しとType2読み出しを決定します。TLP DWの長さがMax Payload Sizeの境界よりも小さい場合、Type1読み出しが開始されます。TLP DWの長さがMax Payload Sizeの境界よりも大きい場合、Type2読み出しが開始されます。Type1およびType2の各読み出しは、そのMPSのサイズまでしか保持できません。これは読み出しシーケンスであるため、データFIFO内のデータはRead Write Moduleに転送されません。Read Write ModuleでのAvalon-MM生成のために、事前処理済みコマンドのみが事前処理済みコマンドFIFOに転送されます。