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3.3.1. テストベンチ
テストベンチは、テスト・ドライバー・モジュール altpcietb_bfm_rp_gen4_x16.sv を使用して、コンフィグレーションおよびメモリー・トランザクションを開始します。起動時に、テスト・ドライバー・モジュールはRoot PortレジスターとEndpoint Configuration Spaceレジスターからの情報を表示するため、Parameter Editorを使用して指定したパラメーターに関連付けることができます。
デザイン例とテストベンチは、F-Tile IP for PCIe用に選択したコンフィグレーションに基づいて動的に生成されます。テストベンチは、 インテル® Quartus® PrimeのParameter Editorで指定したパラメーターを使用します。
このテストベンチは、シリアルPCI Expressインターフェイスを使用して最大x16 PCI Expressリンクをシミュレートします。テストベンチのデザインでは、一度に複数のPCI Expressリンクをシミュレートできます。次の図では、PIOデザイン例の概要を示しています。
図 21. PIOデザイン例のシミュレーション・テストベンチ
テストベンチのトップレベルは、次のメインモジュールをインスタンス化します。
- altpcietb_bfm_rp_gen4x16.sv - これはRoot Port PCIe* BFMです。
//Directory path <project_dir>/pcie_avst_f_0_example_design/pcie_ed_tb/ip/pcie_ed_tb/dut_pcie_tb_ip/intel_pcie_ftile_tbed_<ver>/sim
- pcie_ed_dut.ip: これは、指定したパラメーターを持つEndpointデザインです。
//Directory path <project_dir>/pcie_avst_f_0_example_design/ip/pcie_ed
- pcie_ed_pio0.ip: このモジュールは、PIOデザイン例のトランザクションのターゲットおよびイニシエーターです。
//Directory path <project_dir>/pcie_avst_f_0_example_design/ip/pcie_ed
- pcie_ed_sriov0.ip: このモジュールは、SR-IOVデザイン例のトランザクションのターゲットおよびイニシエーターです。
//Directory path <project_dir>/pcie_avst_f_0_example_design/ip/pcie_ed
さらに、テストベンチには次のタスクを実行するルーチンがあります。
- 必要な周波数でEndpointのリファレンス・クロックを生成します。
- 起動時にPCI Expressリセットを提供します。
Root Port BFMの詳細については、Intel FPGA F-Tile Avalon® Streaming IP for PCI Expressユーザーガイド内、テストベンチの章を参照してください。