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3.3.1.4. パフォーマンス・デザイン例のテストベンチ
次の図では、Performanceデザイン例のシミュレーションのデザイン階層を示しています。Performanceデザイン例のテストでは、apps_type_hwtcl パラメーターは3の設定で定義されています。このパラメーター値で実行されるテストは、ebfm_cfg_rp_ep_rootport、find_mem_bar および perf_ed_dma_write/perf_ed_dma_read で定義されています。
図 25. パフォーマンス・デザイン例のシミュレーションのデザイン階層

テストベンチはリンク・トレーニングから開始し、列挙用にIPのコンフィグレーション・スペースにアクセスします。次に、perf_ed_dma_write および perf_ed_dma_read というタスク (Root Port PCIe BFM altpcietb_bfm_rp_gen4_x16.svで定義) がPCIeリンクテストを実行します。このテストは、次の手順で構成されています。
- メモリー書き込みコマンドを発行して、Performanceデザイン例のターゲットメモリー書き込みアドレスを設定します。
- メモリー書き込みコマンドを発行してPerformanceデザイン例をトリガーし、長さ128バイトのメモリー書き込みを10回送信します。
- メモリー書き込みコマンドを発行して、Performanceデザイン例のターゲットメモリー読み出しアドレスを設定します。
- メモリー書き込みコマンドを発行してPerformanceデザイン例をトリガーし、長さ128バイトのメモリー読み出しを10回送信します。
最初のメモリー書き込みは約208 μsで行われます。RP BFMからの完了を伴う10回のメモリー書き込みと10回のメモリー読み出しは、Avalon-ST RXインターフェイスでのメモリー書き込み要求の直後に表示されます。