インテル® Stratix® 10汎用I/Oユーザーガイド

ID 683518
日付 1/08/2020
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ドキュメント目次

3.8. ガイドライン: Intel® Stratix® 10 GX 400そしてSX 400のI/O規格の制限

  • インテル® Stratix® 10 GX 400またはSX 400デバイスでは、専用クロックピンを除いて、I/Oバンク3Aおよび3Dで次のI/O規格を使用しないでください:
    • LVDS
    • Mini-LVDS
    • RSDS
  • バンク3Dには30本のGPIOピンしかなく、1.8 V I/O規格のみをサポートしています。
  • バンク3Cは、3.3 Vまたは3.0 V I/O規格の単方向シングルエンドI / Oのみをサポートします。
  • バンク3Cでは、I/O方向の制御と、電流の強さや弱いプルアップなどの機能は、8ピングループ単位です。
    • ピングループを識別するには、デバイスのピン配置ファイル「オプション機能」カラムを参照してください。たとえば、グループ名はIO33_LS[<group index>]_[<pin index>]です。
    • 例として、グループLS1のI/Oピンを弱いプルアップが有効な入力として構成すると、グループ内の他のすべてのピンは同じ設定を使用します。同様に、LS0グループのピンを12 mAの電流強度の出力ピンとして使用する場合、LS0グループのすべてのピンに同じ設定が適用されます。
    • 同じグループに入力ピンと出力ピンを構成することはできません。 8ピンすべてを入力として、または8ピンすべてを出力としてのみ使用できます。
  • ピン位置を割り当てずにデザインで3 V I/O規格を使用する場合、 インテル® Quartus® Primeソフトウェアは自動的にピンをバンク3Cに割り当てます。 3 V I/O規格を3 V I/Oバンクに割り当てる場合は、.qsfファイルのピンへUSE_AS_3V_GPIO インテル® Quartus® Primeの割り当てを指定します 。
表 16.  バンク3Cの8ピングループの例
ピングループ オプション関数列のエントリー ピン名
LS1 IO33_LS1_0 Y2
IO33_LS1_1 AA2
IO33_LS1_2 AB1
IO33_LS1_3 AB2
IO33_LS1_4 AC1
IO33_LS1_5 AD1
IO33_LS1_6 AF2
IO33_LS1_7 AG2
LS0 IO33_LS0_0 U3
IO33_LS0_1 V3
IO33_LS0_2 U5
IO33_LS0_3 V4
IO33_LS0_4 W2
IO33_LS0_5 Y1
IO33_LS0_6 W3
IO33_LS0_7 W4