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2.1.1. Intel® FPGA IP Evaluation Mode
- 許可されているインテルFPGA IPコアのシステムでの動作シミュレーション
- IPコアの機能、サイズ、スピードの迅速かつ容易な検証
- IPコアを含むデザインに向けた時間制限付きデバイス・プログラミング・ファイルの生成
- IPコアとのデバイスのプログラミング、およびハードウェアでのデザインの検証
Intel® FPGA IP Evaluation Modeでは、次の動作モードをサポートしています。
- Tethered - ライセンスの取得が必要なインテルFPGA IPを含むデザインを無期限に実行することができます。これには、ボードとホスト・コンピューター間の接続を使用します。テザーモードでは、JTAG (シリアル・ジョイント・テスト・アクション・グループ) ケーブルの接続がボードのJTAGポートとホスト・コンピューターとの間に必要です。ホスト・コンピューターでは、 インテル® Quartus® PrimeのProgrammerをハードウェア評価期間中に実行します。Programmerには、 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアの最小のインストールのみが必要で、 インテル® Quartus® Primeのライセンスは必要ありません。ホスト・コンピューターでは、JTAGポートを介して周期的な信号をデバイスに送信することにより、評価時間を制御します。デザインのライセンスが必要なIPコアのすべてがテザーモードをサポートしている場合、評価時間はいずれかのIPコアの評価期限に達するまでになります。すべてのIPコアで無制限の評価時間をサポートしている場合は、デバイスはタイムアウトしません。
- Untethered - ライセンスが必要なIPを含むデザインを一定時間実行することができます。 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアを実行しているホスト・コンピューターからデバイスが切断された場合、IPコアは非テザーモードに戻ります。また、デザインのライセンスが必要なIPコアのいずれかがテザーモードをサポートしていない場合に、IPコアは非テザーモードに戻ります。
デザインのライセンスが必要なインテルFPGA IPのいずれかの評価時間が終了すると、デザインは機能を停止します。 Intel® FPGA IP Evaluation Modeを使用しているIPコアはすべて、デザインのいずれかのIPコアがタイムアウトになると同時にタイムアウトします。評価時間が終了すると、ハードウェアの検証を続ける前にFPGAデバイスを再プログラミングする必要があります。IPコアを本番環境でも使用するには、該当するIPコアの完全な本番向けライセンスを購入してください。
ライセンスを購入し、完全な本番向けのライセンスキーを生成後に、制限のないデバイス・プログラミング・ファイルを生成することができます。 Intel® FPGA IP Evaluation Modeでは、コンパイラーは時間制限付きのデバイス・プログラミング・ファイル (<project name> _time_limited.sof) のみを生成します。このファイルは、制限時間になると使用できなくなります。
インテル® では、IPコアのライセンスをシートごとの恒久ベースで提供しています。ライセンス料には、初年度の保守とサポートが含まれています。保守契約を更新すると、次年度以降もアップデート、バグ修正、および技術サポートを受けることができます。本番向けのライセンスが必要なインテルFPGA IPコアの場合は、完全な本番向けのライセンスを購入する必要があります。その後、プログラミング・ファイルを生成することで、それを無期限に使用することができます。 Intel® FPGA IP Evaluation Modeでは、コンパイラーは時間制限付きのデバイス・プログラミング・ファイル (<project name> _time_limited.sof) のみを生成します。このファイルは、制限時間になると使用できなくなります。本番向けのライセンスキーを取得するには、セルフサービス・ライセンス・センターにアクセスしてください。
Intel FPGA Software License Agreementsでは、ライセンスのあるIPコア、 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェア、およびライセンスのないすべてのIPコアのインストールと使用について管理しています。