SDI IPコアのユーザーガイド

ID 683587
日付 8/20/2020
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ドキュメント目次

3.3.2. レシーバーのクロック

トランシーバーには、レシーバー・リファレンス・クロックのrx_serial_refclkが必要です。このクロックにより、トランシーバーのレシーバーPLLをトレーニングします。
  • SD-SDIの動作の場合、クロックは名目上シリアル・データ・レートの1/4 (例えば、67.5Mhz) にする必要があります。クロックはデータに対して周波数でロックされている必要はありません。
  • HD-SDIの動作の場合、クロックは名目上シリアル・データ・レートの1/20にする必要があります。クロックはデータに対して周波数でロックされている必要はありません。デザインでは、レシーバーPLLのトレーニングにのみクロックを使用します。
  • デュアルまたはトリプル・スタンダードの動作の場合、レシーバー・リファレンス・クロックは148.5MHzにする必要があります。このモードでは、トランシーバーはSD-SDI信号を11倍でオーバーサンプリングします。

レシーバー・インターフェイスはすべて、共通のレシーバー・リファレンス・クロックを共有します。

表 12.  レシーバークロックの周波数次の表は、レシーバークロックrx_serial_refclkの周波数を示しています。
ビデオ規格 クロック周波数 (MHz)
SD-SDI 67.5
HD-SDI 74.175または74.25
デュアルまたはトリプル・スタンダード 148.35または148.56
3G-SDI 148.35または148.5
図 15. さまざまな規格におけるレシーバークロック
6 SD-SDIの正しい動作には、148.5MHzのみを使用する必要があります。