HDMI インテル® Agilex™ Fタイル FPGA IP デザイン例のユーザー ガイド

ID 709314
日付 12/13/2021
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ドキュメント目次

2.11.1. ソフトウェアのデバッグメッセージ

ソフトウェアでデバッグメッセージをオンにすると、ランタイムの支援を得ることができます。

ソフトウェアでデバッグメッセージをオンにするには、次の手順に従います。
  1. global.hスクリプトで DEBUG_MODE を 1 に変更します。
  2. Nios II コマンドシェルでscript/build_sw.shを実行します。
  3. Nios II コマンドシェルで次のコマンドを実行して、生成された
    nios2-download -r -g software/tx_control/tx_control.elf
    ファイルを再プログラムします。
  4. Nios II コマンドシェルで Nios II ターミナル・コマンドを実行します。
    nios2-terminal
デバッグメッセージをオンにすると、次の情報が出力されます。
  • ELFファイルのプログラミング後に、TXとRXのTIリドライバーの設定が読み出され、表示されます (1回)
  • RX EDIDのコンフィグレーションとホットプラグ・プロセスのステータスメッセージ
  • TXに接続されているシンクのEDIDから抽出されるFRLサポートがある場合またはない場合の解像度の情報。この情報は、各TXホットプラグに表示されます
  • TXリンク・トレーニング時のTXリンク・トレーニング・プロセスのステータスメッセージ