インテル® FPGA SDK for OpenCL: カスタム・プラットフォーム・ツールキット・ユーザーガイド

ID 683085
日付 10/31/2016
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ドキュメント目次

2.3.6. aocl_mmd_write

aocl_mmd_write関数は、シングル・インターフェイスでのライト動作です。

構文

int aocl_mmd_write( int handle, aocl_mmd_op_t op, size_t len, const void* src, aocl_mmd_interface_t interface, size_t offset );

関数の引数

  1. handleaocl_mmd_open()コールで入手したボードのハンドルを表す正のint値です。

  2. op—動作の進行状況を追跡するために使用される型aocl_mmd_op_tの動作オブジェクトです。opが NULL の場合、コールはブロックされ、動作が完了した後にのみ返されます。
    注:

    aocl_mmd_op_tは次のとおり定義されます。

    typedef void* aocl_mmd_op_t;

  3. len—関数が転送するデータのバイト単位のサイズです。型size_tlenを宣言します。

  4. src—データが読み込まれる型const void*のホストバッファーです。
  5. interfaceaocl_mmd_writeがアクセスしているインターフェイスへのハンドルです。例えば、グローバルメモリーにアクセスする場合のハンドルは、requested_info_id引数がAOCL_MMD_MEMORY_INTERFACEの際に返す列挙値aocl_mmd_get_info()です。interface 引数は型aocl_mmd_interface_tで、次のいずれかの値を取ります。
    名前 説明
    AOCL_MMD_KERNEL カーネル・インターフェイス内のインターフェイスの制御です。
    AOCL_MMD_MEMORY デバイスメモリーへのデータ・インターフェイスです。
    AOCL_MMD_PLL リコンフィグレーションが可能な PLL 用のインターフェイスです。

  6. offset—データ転送が開始が生じるインターフェイス内のsize_tバイトオフセットです。

戻り値

リード動作が成功した場合、戻り値は 0 です。

リード動作が失敗した場合、負の戻り値はエラーを示します。