インテル® Stratix® 10 SEU (Single Event Upset) 緩和 ユーザーガイド

ID 683602
日付 10/10/2018
Public
ドキュメント目次

3.7.3.1. ランダムな位置へのエラー挿入

ランダムな位置へのエラー挿入には、Fault Injection Debuggerのオプションを使用して、次の手順を実行します。

  1. Inject Faultオプションをオンにします。
  2. エラー挿入を繰り返し実行するか、停止するまで実行するかを選択します。
    • 停止するまで実行することを選択した場合、Fault Injection Debuggerでのエラー挿入の間隔は、Tools > Optionsダイアログボックスで指定した通りになります。
    • エラー挿入を特定の回数だけ反復実行する場合は、回数を入力します。
  3. Startをクリックします。
    インテル® Quartus® Primeメッセージ・ウィンドウでは、挿入されたエラーに関するメッセージが表示されます。挿入されたエラーの詳細については、Read EMRをクリックしてください。Fault Injection Debuggerでは、エラー・メッセージ・キューを読み出し、その内容をMessagesウィンドウに表示します。
    注: Read EMRで取得できるのは、エラー・メッセージ・キューの内容です。